気持ち悪さや吐き気を強める不安!不安に対処する基本のレッスン

 こんにちは。この記事をご覧になっている皆様は現在以下のようなお悩みを抱えていませんか?

  • 「気持ち悪くならないかの不安が常にある。そして不安で気持ち悪さが悪化する」
  • 「不安がどんどん大きくなって、今よりも症状が悪くなることがまた不安」
  • 「気持ち悪さ、吐き気に対する不安以外にも慢性的な不安がある」

 気持ち悪さや吐き気といった症状だけでなく、不安とは様々な体調不良の原因になると言われています。昔から「病は気から」なんて言われ方をしてきたように。

 ですが「不安になってはいけない!」と不安を抑圧するほどに不安になってしまうのもまた人間です。そうではない方法で私達は不安と上手に付き合っていかなければなりません。本記事では気持ち悪さや吐き気といった、様々な体調不良の原因となる不安に対処するための基本的な考え方をお伝えします。

気持ち悪さや吐き気の原因となる不安!そもそも不安とは?

 皆様は普段「不安」をどのようなものと捉えているでしょうか?「もし気持ち悪くなったらどうしよう・・・」とか「食事がとれなかったらどうしよう・・・」とか「このまま症状が悪くなったらどうしよう・・・」みたいな考え。これがいわゆる不安ってやつでしょう。

 そして不安に捕まり続けると、不安が大きくなったり、症状が出てしまったりします。ですからほとんどの人は「不安をきれいさっぱり消し去りたい!」と考えているのではないでしょうか?では本当に不安は悪いものなのでしょうか?

 結論から言えば不安自体は決して悪いものではありません。そしてそれをきれいさっぱり消し去る方法もありません。なぜなら不安は人間が生き残るために必要なものとして、進化の過程でどんどん発達させてきたものだからです。

 今でこそ私たちは安全に衣食住を確保して生きることができていますが、昔の人間は常に過酷な状況に置かれていました。野生生物や自然災害に襲われて命を落とすことも多い環境だったのです。そんな時ネガティブ思考は生存に非常に役立ちました。

 「あの黒い影はなんだろう?ひょっとして熊じゃないか・・・?近づくと食べられる!」「この先食料が手に入らないかもしれない、今のうちになんとかしなければ!」・・・って感じで常に命の心配をして先に備えることが生存に必要だったのです。不安のおかげで人間は今日まで生きてこれたわけです。

気持ち悪さを不安に思うのは当たり前

 人間は過酷な環境で生存するために、この不安という機能をどんどん発達させました。そして不安自体は人間の生存に役立つものでした。現代は常に命の心配をしなくても生きれるようになりました。しかし時代は変わっても人間が備えている不安自体は変わっていません。命の心配をするかわりに、自分の理想とする人生の障害になりそうなものは全て心配するようになりました。

 例えば「明日のテスト・面接うまくいくかな・・・」「あの人に嫌われてないかな・・・」などなど。気持ち悪さや吐き気の場合、それ自体を放置しても死ぬわけでは無いが、就職・恋愛・人間関係の障害になる、それによって理想の人生が遠のいていく可能性があると思ってしまう。ですから本能的に不安を持ちます。これは極めて自然な人間の思考と言えましょう。

 もし気持ち悪さや吐き気によって何か辛い経験をした人にとっては「また気持ち悪くなったらどうしよう・・・」こうした不安を持ち続けてしまうのは当たり前なのです。人間の不安という生存の為の機能が正常に働いている結果なのです。

 「こんなに不安なの私だけ・・・」とついつい考えてしまいがちですが、決して自分のせいと言う訳ではありません。ただ過去に辛い経験をしたか、していないかという違いしかないのです。ですから・・・

 「不安になってしまうのは、自分が何かおかしいから、自分の心が弱いから」

 これはもう全然違います!あなたのせいではありません!

不安が問題になる理由

 ここまでで不安と人間の生存機能であり、それ自体は悪いものでもなく、それを消し去ることもできないと分かりました。ではなぜ不安が問題となるのでしょうか?それは以下の理由にあります。

  • ネガティブ思考が絶対に正しいと信じ込んでしまう
  • ネガティブ思考を必要以上に大きくしてしまう

 人間はあらゆる危機に備えられるよう基本的に大げさに考えるようになっています。そのため不安で想像される悪い事態が実際に起きることはそう多くありません。しかしその不安が正しい!必ず起こる!と信じ続けてしまうと、前向きな行動を起こすのが難しくなってしまいます。

 さらに人間の想像力には際限がありません。ある悪い事態を想像して止まるわけでなく、さらにもっともっと悪い事態も起こるのではないか?と考えてしまいます。すると不安がどんどん大きくなり症状の悪化につながったりします。

 つまり不安自体は悪いものではありませんが、それを絶対正しいと信じ続けたり、もっと悪い事態を想像し続けると問題になるわけです。この状態を「不安とフュージョン(融合)している状態」と言ったりします。不安は常にそこにあるものです。ですがそれとフュージョンしない。これが不安と上手に付き合ってその影響を最小限に抑える方法なのです。

「脱フュージョン」で不安を受け流す

 それでは不安を絶対正しいと信じ続けたり、もっと悪い事態を想像しないようにするにはどうすれば良いでしょうか?そのためには「不安の存在を許してやり、それを受け流すこと」が必要になります。そのための技術が「脱フュージョン」と呼ばれるものです。以下記事ではこの脱フュージョンの実践方法について詳しく紹介しています。

 本記事の内容をまとめます。

  • 不安は人間が生存の為に発達させてきた機能。それ自体は悪いものではない。
  • 「気持ち悪さや吐き気」に対して不安に思うのは当たり前。それに関係する辛い経験があるかないかの違いだけ。
  • 不安が問題になるのは、不安とフュージョンしている時だけ。

 まずはこの不安に対処する基本の考え方を押さえましょう。これを知っていれば「自分がおかしいから、心が弱いから」と自分を責めることなく、改善にむけて歩んで行けるでしょう。それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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