会食後の評価をする

 こんにちわ。カウンセラーのかずおかずです。一気に冷え込む季節になりました。もうすっかり冬が近いですね。暖かくしてお過ごしください。
さて本日のテーマは「会食に行って、その結果を評価する」です。あまり意識が行かない部分ではありますが、実は会食練習で食べれるか食べれないか?といった部分よりもずっと大事なコトでもあります。克服に向けて走り続けることができるかどうかに大きな影響を及ぼします。

 ほとんどの人は会食に行って、食べることができれば「会食恐怖症が治ってきている!いい感じだ!」という評価を下し、逆に食べることができなければ「会食恐怖症が悪化した!やっぱり自分は治らないんだ!」というような評価を下してしまうと思います。確かに結果だけを捉えて、自分の感情のままに評価を下してしまえば、このような評価になるでしょう。しかし会食恐怖症の症状が出る要因は自分のコントロールが及ばない範囲である場合もありますし、このような感情ベースの評価を続けていると、会食練習を続けていくのが難しくなります。本日は自分の感情に左右されず、キチンと事実を見て評価する方法を紹介したいと思います。

行くだけでも得るものは大きい
 会食練習に行って食べられなければ、自信をなくすだけ・・・と考えてしまいがちですが、実は会食に行くだけでも多くを得ているのです。

・まず会食に行く前は予期不安に襲われますが、それを乗り越える練習ができます。
・そして会食の場では敢えて残してみたり、症状を打ち明けてみたり、自分軸の行動で会食を過ごす練習ができます。
・さらに会食後には会食にいった自分を評価する練習ができます。
・特に何も意識しなくても会食への「場慣れ」も得ることができます。


このように会食に行けば食べる食べないに関わらず多くを得ているのです。確実に積みあがっているのです。前回の記事では会食練習には失敗がないことを紹介しました。

評価は加点方式で
 私たちは普段行動を減点方式で評価しています。これは何かに挑戦したときに「あそこができなかった、うまくいかなかった、だからダメだ」というような評価方法です。そもそも苦手な会食に挑戦しているので、自分が思うように完璧に行うことなんて難しいですよね。なのに減点方式で評価を下していては良い評価になるわけありませんし、そういった評価は自分の感情ベースで、偏りが大きく、間違っています。
 なんでもそうですが、物事に挑戦するときは加点方式で評価を行うべきです。これは自分が今日できたところを見て評価する方法です。例えば


・会食に行けた
・食べられなかったけど会話は楽しかった
・友達に症状を打ち明けられた
・少しだけでも味わっておいしく食べられた


などの評価が考えられるでしょう。自分ができたところを評価して、確実に成長していることを認識しましょう。そしてできたところを確認したら、次の会食はこうしてみよう、ああしてみようと克服のための行動を考えてみましょう。そしてまたその行動を起こしたことを加点方式で評価しましょう。

会食後の評価も成長の証
 これまで物事を減点方式で考えてきた人には、いきなり加点方式の考えが浸透するのは難しいかもしれません。ですが続けているうちに認知は確実に変わっていきます。心の底から加点方式の評価ができない!と思う場合は、紙に自分のできたところを書き出して、それを読み上げるだけでも良いと思います。こうした会食後の評価を正しく行うという努力は非常に大事です。

 会食だけでなく、他の物事に対しても加点方式で評価を続けてあげると、自分で自分を励まして、走り続ける能力が身に着きます。困難や逆境の中にあっても心が折れることなく、前を向ける能力が身に着きます。(これを回復力:レジリエンスと言ったりします)会食や何かに挑戦した時は正しい評価をして、自分のレジリエンスを養いましょう。レジリエンスが身に着くと、失敗してもそこから自分は意味を見出して前に進んでいける!というマインドになるので失敗に対する抵抗が減ります。つまり予期不安に対しても強くなります。

 会食後の評価も、自分を大きく成長させるチャンスなのです。

さて今回の記事では会食後の正しい評価方法について紹介しました。会食以外にも役立つテーマだと思うので、「なんでも減点方式で評価してるな~」と思った方は評価の仕方を見直してみて下さいね!それではまた!

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