他人との食事が苦手なのはあなたのせい?

 こんにちわ。カウンセラーのかずおかずです。

 今日は「他人との食事が苦手なのはあなたのせい?」について扱いたいと思います。皆様も他人との食事が苦痛で、苦手な自分を責めたことは一度や二度ではないでしょう。「こんな病気になるのは自分の心が弱いせいだ」とか「自分にもっと勇気があれば治っている」とか、いろいろ原因は自分にあり、そしてそれを克服できない原因も自分にあると考えてしまってませんか?

 結論から言うと、「他人との食事が苦手なのは、あなたのせいでは無い」ということです。こういうと何か責任を全部外に丸投げして、自分は被害者なんだ!と嘆くだけに聞こえますがそうではありません。「原因は様々あって、全部があなたのせいではない、だから自分を過剰に責め続ける必要はなくて、前に進んでいきましょう」とそういうお話です。

他人との食事が苦手なのはあなたのせい?

 どうして他人との食事が苦手になってしまうのでしょうか?よく聞くケースは「無理な給食の完食指導」が挙げられます。幼少期の抵抗ができない時期に、無理やり食べさせられて、気持ち悪くなってしまった経験は「他人との食事は苦痛なもの」という記憶を植え付けます。これにより人との食事を楽しめなくなってしまうのです。そしてこれは自分の力でどうにかできる問題ではないですよね。

 小さい時は小食でも楽しく食べられていたのに、大人になってから食べないことを周りに否定されて(否定されたと感じて)発症してしまったり、親に無理やり食べさせられて発症してしまったり・・・。こういった本人にはどうすることもできない要因が影響しているのです。

他人との食事が苦手になる原因は様々

 本人の性格が影響することもあります。周りに気配りができる優しい性格ゆえに、「食べないといけない」と自分を追い詰めてしまう場合もあります。さらには生まれながらの身体的特徴が影響することもあります。私のように少しの緊張がすぐ吐き気を引き起こしたり、喉のこわばりを起こす体質の人もいます。

 このよう原因は「幼いころの出来事」「家庭環境」「遺伝的要因」「人生経験」等、実に様々あります。こうした要因が複合的に絡み合って発症するのです。自分では「あれが原因だ!」と分かっているつもりでも、実は発症の背景にはいろんな要因が隠されているのです。

 つまりは「原因ははっきりとはわからない」だけど「自分がコントロールできない要素も絶対関係している」という事なんです。だとしたら、あなたが他人との食事が苦痛で苦手だからと言って、非難し続ける必要はないですよね。

他人との食事が苦手な自分をどうして責めてしまうのか?

 それではどうして自分を責めてしまうのでしょうか?それは「自分の人生・行動・感情は全てコントロールできるものであり、自分以外の人間はうまくやれている」という幻想があるからでしょう。
 

 表面的な人間関係やテレビの世界だけでは、本来人が皆等しく抱えている苦しみを理解する機会はあまりないでしょう。すると他の人はみんな思い通りの人生を歩んでいるように見えてしまうのです。ですが・・・もちろんそんなことはありません。輝いて見えるあの人も、この人も、その人も実はうまくいかない人生に悩んでいるものです。表面だけの関係では、その人の苦しみは絶対見えてこないのです。

 ですから自分の人生・行動・感情がコントロールできなくても、それは当然のことです。他人との食事が苦手になる要因だって様々あるのですから、簡単に治らなくてもそれも当然のことです。

頑張る自分を認めよう

 自分を責める代わりにやることはただ一つです。それは「他人との食事が苦手という逆境に立ち向かう自分を認めて・評価してあげること」です。自分の状況をちゃんと受け入れて、改善に向けて努力する姿勢は素晴らしい以外の何物でもありません。

 ちょっと大げさかもしれませんが、よくテレビで称賛されるような「全力プレーで大ケガしたアスリートが、復帰に向けて懸命にリハビリをする姿」と同じものだと思います。称賛されることはあっても、「ケガするなんでダメな選手だな」と言われる事は無いですよね。

 これまで自分を責めることが多かった人はこういう他人に向けるような慈悲的なまなざしを自分に向けてあげると良いですね。あなた一人のせいで他人との食事が苦手になったわけでは無いのですから。そうやって自分に対する批判が励ましに変わると、克服に向けての行動をどんどん積み上げていくことができるようになるでしょう。

 今回は「他人との食事が苦手なのはあなたのせい?」についてお伝えしました。今まで原因は全て自分にあると考えていた人にとっては新しい視点だったのではないでしょうか?これからは自分を過剰に責めるでもなく、被害者だとふさぎ込むのでもなく、立ち向かう自分に暖かいまなざしを向けて頑張っていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

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