外食が苦手!克服するには?

 皆様は外食は好きでしょうか?嫌いでしょうか?一般的には好きな方が多いかもしれませんが、もちろん嫌いな方もいるでしょう。私もかつては外食が嫌いでした。「残したら作ってくれた人に申し訳ないな」とか「緊張してあまりおいしく食べられないし」 という思いから、満足に食事を楽しむことができません。ですからわざわざいつもより高いお金を払って、外食をするのはもったいない!という気持ちでした。

 ですが外食に行けるようになった今では、時間をかけても行けるようにする価値があったなと思います。やはり外食は便利ですし、何よ美味しい。「今日は頑張ったから、何か美味しいものを食べよう」と人生に少し潤いを与える存在でもあります。今では新しい街で美味しいお店を見つけようとするくらいに、外食は好きになりました。

 本記事では外食が苦手だけど、克服して美味しいものを食べに行けるようになりたい!という方に向けて、私がかつて取り組んだ克服方法をお伝えします。

外食が苦手な人の心理

 どうして外食が苦手になってしまったのでしょうか?一般的に「外食は美味しいものが食べられるから誰でも大好き」と思われがちですが、実は外食が苦手な方も結構おられます。その方は以下のような心理で、苦手意識を持たれているのではないかと思います。

  • 「残したら作ってくれた人に申し訳ないな」
  • 「緊張してあまりおいしく食べられないし」
  • 「以前外食で気持ち悪くなったから、同じことが起きたらどうしよう」

 こうした心理状態は別に病的なものではありません。ただ若い時に外食に対して、どのような経験をしてきたか?で多くが決まります。例えば幼少期から食べることが好きであり、頻繁に外食に行く家庭だったとしたら、「外食は美味しい!楽しい!」というポジティブな記憶として残るでしょう。こういう方は大人になっても外食はずっと好きのままでいられるでしょう。

 一方で、幼少期から小食で、給食でもいつも居残りさせられて食べさせられる。外食しても残したら親に怒られる。こうした経験をすると「外食は緊張する。残してはいけない。楽しくない」というネガティブな記憶として残ります。こうした記憶は外食に行った時に、「また食べられなかったら、楽しめなかったらどうしよう」というストレス反応を体に起こして、余計に食べる気を無くしてしまいます。

 

苦手は克服できる

 では外食に苦手意識をもってしまった人は、もう外食を楽しめないかと言えば、もちろんそんなことはありません。人の意識は環境や行動によって少しづつ変化していくものです。一生固定されるものではありません。克服したい意思があれば、克服は可能なのです。

 ではどのように克服していけば良いのでしょうか?外食に行かずに苦手意識が無くなることはありません。一番確実な方法は、自分が挑戦できる範囲で徐々に外食に挑戦していく、徐々に楽しめるようになっていくことです。

 この徐々に慣らしていく方法は心理学の分野では「認知行動療法」とも呼ばれ、外食だけでなく、様々な苦手意識や不安に起因する問題への治療法として用いられています。とはいえ、難しい知識は必要ありません。自分で取り組み内容を決めて、今日からチャレンジできる治療法です。

 具体的にこの認知行動療法を解説していきます!以下の3つのステップから成り立っています。

  • 実践する行動をスモールステップで決める
  • 実践する
  • 実践した自分を褒める

 それではひとつずつ見ていきましょう。

実践する行動はスモールステップで

 挑戦すると言っても、いきなり高価なレストランでの食事というのは敷居が高いでしょう。まずは自分のできることから始めて、そこからスモールステップで徐々にレベルを上げていくのが良いでしょう。

 例えば最初はカフェでお菓子を食べてみる。それを何度か繰り返して、リラックスしてお菓子を食べられるようになったら、今度はサンドイッチを食べてみる。カフェで食事が出来るようになったら、今度はチェーン店でうどんを一杯食べてみる。そしてだんだん普通のメニューにも挑戦していく。敷居の高くない店で食べられるようになったら、少し個人店にも挑戦してみる・・・。

 このようなスモールステップの組み立てはあくまでも一例です。最初から何かを食べるのは抵抗があるという場合には、飲み物だけでも大丈夫です。こんなスモールステップで普通に外食できるようになるの?と思われるかもしれませんが、こうした小さい体験の積み重ねによって、確実に人間の意識も良い方向に変わっていきます。どんなにレベルが低くても、まずは行動を決めて実践することが大事です。

実践した自分を褒める

 実践した自分を褒めていくことで、より認知行動療法の効果が高まることが分かっています。最初からなかなかリラックスして食べるというのは難しいと思います。それだけ苦手意識があることに敢えて挑戦するというだけでも、立派なことでしょう。

 認知行動療法を繰り返しても、「やっぱり落ち着いて食べられなかった」とか「ちょっと気持ち悪くなっちゃった」という経験は克服の過程ではかならず起こります。ですがこうした結果よりも行動した事実の方が大切です。行動によって確実に「場慣れ」の経験値はたまっていきますから。どのような経験をしたとしても行動することは克服にとってプラスです。

 だからこそ行動した自分を認めて、ちゃんと褒めてあげるようにしましょう。どう褒めていいか分からない!という場合は、もし自分と同じ状況に置かれた友人がいて、その方が克服の為に外食に挑戦したことを思い浮かべて、その人にどんな励ましの言葉をかけてあげられるか?という視点で考えていくと良いでしょう。すると自然に頑張る自分を褒められるようになるでしょう。

私の克服体験

 実際私も認知行動療法をやっていくことで外食を好きになりました。最初はチェーン店で牛丼を食べることを目標に、学生食堂で買ったおにぎりを食べることから始めました。そこから徐々にそばやうどんを食べて、外のお店にも出向くようにもなりました。最初はラーメンから始めて、徐々にボリュームがある物に挑戦していき、ようやく牛丼が食べられるようになりました。

 とはいえいつでも食べられた訳ではありません。リラックスできずに喉を通らなかった時もありましたが、そんな時も「自分を褒めること」を意識するうちに、だんだん外食への苦手意識は減っていきました。

 一度、認知行動療法が手についたら、どんどん頻度を上げて挑戦すると良いでしょう。頻度が高いほど克服へのスピードも速まります。

 本記事のポイントをまとめます。

  • 若い時の経験によって、外食が苦手になる人はいる
  • 認知行動療法によって徐々に克服することが可能

 最初は認知行動療法に踏み出すのは勇気がいります。しかしある程度慣れてくれば、「やらなければならない」から「やりたい」へとだんだん習慣化されていきます。そうなれば克服はぐっと近づきますよ!それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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