異性との食事が苦手な人がデートを楽しむ為の3つの戦略

 「異性との食事で緊張して、食べるどころではないんです・・・」カウンセラーの私のもとにはこうした相談がたくさん届きます。異性との食事は普通緊張するものですよね。ですがその緊張が度を越してしまい、食事を楽しむどころではない症状に悩まされている方がいらっしゃいます。「デートに行っても食事で吐き気がしてしまう」「残したら嫌われると思って、余計に食べられない」「手の震えが止まらなくなってしまう」 この記事をご覧になっているあなたも、お悩みを抱えていませんか?

 私もかつて同じことに大変悩んでおりました。そもそも友人との食事でも緊張していたので、異性との食事は相当ハードルが高く感じていたものです。こうしたお悩みは本人にとっては大変深刻なのですが、その症状が出る場面も人によって様々です。「異性との食事だけ緊張する人」「異性同性関係なく緊張する人」「そもそも一人での外食も苦手な人」様々います。そのため自分の症状をうまく伝えることができず、病院で相談しても「異性との食事は緊張して当たり前でしょ」と軽く見られてしまうこともあります。

 本記事ではこの「異性との食事が苦手な人」がデートを楽しめるようになる為の方法をお伝えします。恋愛に踏み出したくでも、こうした症状でお悩みだと、なかなか勇気をもって行動出来ませんよね。そんな方が自分のプレッシャーを解放して、気軽に恋愛に踏み出せる以下3つの戦略をお伝えしていきますね。

  • 会食恐怖症の自分を受け入れる (他の病気と同じであることを知る)
  • 会食恐怖症の自分を理解してもらう (会食恐怖症を正しく伝える方法を知る)
  • 食べられなくても明るく振舞う

この記事を書いている人

かずおかず

会食恐怖症・嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーⓇ

「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」に苦しみ、日々の食事すら不能のどん底状態から、薬を使わず認知行動療法で自己治療を実践し克服。克服方法と、認知度の低い嘔吐恐怖症を広めるためにカウンセリングを行う。相談実績はのべ400件以上。日本初となる嘔吐恐怖症一般書籍「吐くのがこわいがなくなる本」(ダイヤモンド社) 制作協力。その活動は全国ラジオでも紹介される。病院への取材も行う。
「嘔吐恐怖症克服情報サイト【嘔吐恐怖症克服カレッジ】」や「嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS】」等の克服支援サービスも多数運営。

この記事の内容

デートの食事で吐き気が、震えが・・・背景は会食恐怖症

 まずこうしたお悩みの背景には「会食恐怖症」という不安障害の存在があります。会食恐怖症とは人との食事において「食べないことを指摘されたら」「食べ方を変に思われたら」「食べてる途中で気分が悪くなったら」「残しているのを見られたら」「震えが止まらなくなったら」 (他にもいろいろありますが) このような不安が強く人との(もしくは一人での)食事を満足に楽しく食べることができない状態を指します。

 これらの症状は「会食恐怖症」と呼ばれ、精神医療では「社交不安症」のひとつとされています。「社交不安症」とは「社交機会に対して健全でない強い不安を覚え、日常⽣活に支障をきたす精神的な疾患」とされ、会食恐怖症以外にもスピーチ恐怖、電話恐怖、赤面恐怖、腹鳴恐怖、書痙(しょけい)など、様々なものがあります。通常このような状態が数か月続くと、会食恐怖症と診断されるようです。

 もちろん初対面の人や新しい環境での食事は誰でも緊張するものでよね!ですが会食恐怖症の場合は不健全なほどに会食に対して不安や恐怖があり、満足に食事がとれない、楽しめない状態を指します。症状は吐き気、めまい、胃痛、嚥下(食べ物が呑み込めない)、緘黙(黙り込んでしまう)、嘔吐など様々です。特に嘔吐への恐怖が強い場合「嘔吐恐怖症」と呼んだりもします。会食の度にこうした症状が出てしまうので、次第に会食を避けるようになります。

 そしてこの会食恐怖症ですが、特に異性との食事場面で症状が出る人が多い傾向にあります。私は会食恐怖症カウンセラーとしてたくさんの方の相談に乗ってきましたが、ダントツに多いお悩みがこの「異性との食事ができない」というものです。会食恐怖症をある程度克服されて、家族や友人の前では気楽に食べられるという方も、やはり異性の前での食事は難しく感じてしまう様です。

 さらに会食恐怖症と自覚されている方はもちろんのこと、自分は会食恐怖症という自覚がなくてもこうした症状に悩まされる方は多いのです。ただ「異性との食事の時だけ、身体が言うことを聞かなくなって食べられない」という状態なので、なかなかこの状況を自覚して、誰かに相談することは難しいのです。ですが背景にはやはり会食恐怖症があるのです。予備軍の方も含めると悩んでいる方はたくさんおられることが容易に想像できます。

 会食恐怖症とその克服方法について、もっと知りたい方は以下もご覧ください。

異性と食事が特に緊張する理由

 「異性との食事だけがどうしても難しいんです・・・」こうした相談がたくさん届きます。 人によって多少異なるかも知れませんが、異性との食事だけ特に緊張してしまうのには、主だった理由があります。

 相手が友人であれば何度も食事に行く機会がありますから、会食恐怖症のことも理解してもらえるかもしれません。別に理解されなくても表面的な友人関係なら食事が苦手であっても人間関係を維持することはできるでしょう。実際私も友人関係においては、会食恐怖症であることを打ち明けたことはあまりありません。

 ですが恋愛関係となると、お互いが深く理解しあう関係を目指していくでしょう。そうなった時に、会食恐怖症というのは強いコンプレックスになりやすいのです。 「自分が会食恐怖症であることを相手が知ったら、失望するのではないか?」という不安を常に考えてしまいます。特に恋愛の初期段階では、相手に対して、自分の良い面をどんどん見せていきたいものです。そうなった時にどうしても会食恐怖症という存在が、後ろめたさとして残ってしまうのです。

 さらに恋愛・結婚を人生設計に含めている方にとっては、「一度会食恐怖症が原因で関係がうまくいかなかったら、これからもうまくいかないんじゃ?」という不安を常に考えてしまいます。会食恐怖症は病気ですが、放置しても何か命に支障が及ぶ訳ではありません。ですが人生設計をする場合に障害になる可能性があると考えると、本人の中で非常に大きな問題として抱えやすいのです。

 異性との食事の場合は、このように普段の食事とは違った様々なプレッシャーがかかります。会食恐怖症の人が異性との食事を難しく感じるのは当然なのです。 ですからまず一般的な方法で会食恐怖症を克服を目指していくのはもちろんですが、異性との食事においては少し違った視点も持ちながら取り組んでいく必要があります。

「異性と食事できない」の一般的な克服方法

 一般的に会食恐怖症を克服するには、認知行動療法に取り組む必要があります。認知行動療法は簡単に言えば、異性との食事をはじめとする自分が苦手な場面に挑戦して慣らしていくという方法です。認知行動療法は会食だけでなく様々な苦手意識や不安に起因する問題への治療法として用いられています。

 認知行動療法のデメリットは効果が出るまでに時間がかかるということです。また実際に自分で異性との食事にチャレンジしていくという、行動コストもかかります。ですが認知行動療法は特別な知識も薬も必要なくできる自己治療法ですし、何より会食恐怖症の根本的な治癒が見込めますので、病院でもこの認知行動療法が採用されています。

 会食恐怖症で病院を受診する際には、まずこの認知行動療法についての説明を受けることになります。私も会食恐怖症で病院に通っていたことがあります。「自分が苦手な場面に挑戦していけば、徐々に良くなっていきますよ」という説明を受けて、自分が挑戦するステップを一緒に考えたりしました。

 皆様も認知行動療法という言葉は知らなくても、何となく「異性との食事にチャレンジしないと治らないよな~」と感じているのではないでしょうか?まさにその通りで、自分が苦手な場面に挑戦することが立派な自己治療となっているのです。

 認知行動療法は時間がかかりますが一番確実な方法です。ですが・・・異性との食事においては、そんなに簡単にいかないと皆様お考えでしょう。当時の私も、そんな簡単にチャレンジできるなら苦労しないよ!と思ったものです。実際、異性との食事においては、単純に認知行動療法で治す!という方向性だけでは問題があります。

認知行動療法だけでは難しい理由

 私自身もこの認知行動療法だけで、異性との食事を克服することは難しいと感じていました。それは以下の理由によるものです。

  • 異性との食事機会は少ないのでプレッシャーがかかる
  • 認知行動療法の正しい方法を知らないと逆効果に

 友人との食事、家族との食事なら何度も練習する機会は得られるでしょう。ですが異性との食事機会はどれほどあるでしょうか?おそらく圧倒的に少ないはずです。異性との食事を「貴重な治療の機会」と考えてしまえば、何とか結果を出さないと良くならない!とより大きなプレッシャーがかかります。

 また病院では認知行動療法の方法を教えてもらえますが、その詳細な正しい方法についてはあまり教えてもらえません。そのため単に「チャレンジして、慣れていく」という少し誤った解釈になりがちです。

 認知行動療法は正しい方法で取り組まないと、逆効果になる可能性もあります。単に慣れていくという意識だけだと、先に述べた「一度会食恐怖症が原因で関係がうまくいかなかった。これからもうまくいかない」という思考にハマってしまう危険性もあるのです。そこでこれからご説明する3つの戦略が絶対に必要となっていきます。

デートを楽しめるようになる認知行動療法~3つの戦略

 会食恐怖症を克服するには認知行動療法は必要です。ですが異性との食事が苦手な人がデートを楽しめるようになるには、以下の3つの戦略も意識して認知行動療法に取り組んでいく必要があります。

  • 会食恐怖症の自分を受け入れる (他の病気と同じであることを知る)
  • 会食恐怖症の自分を理解してもらう (会食恐怖症を正しく伝える方法を知る)
  • 食べられなくても明るく振舞う

会食恐怖症の自分を受け入れる

認知行動療法に加えた絶対に欠かせないひとつめの戦略・・・それは、

 「会食恐怖症の自分を受け入れること」

 もちろんこれは会食恐怖症の克服にも必要な視点ですが、特に異性との食事において重要になっていきます。異性との食事は機会も少なく、プレッシャーがかかることは先に述べた通りです。ですがこの視点こそが、異性との食事における会食恐怖症という強いコンプレックスを緩和し、恋愛に対するハードルを下げるのです。さらには認知行動療法の効果も高めます。

 会食恐怖症であっても、それを受け入れることで逆に改善されていきます。改善されてきた方々のメンタリティーというのは意外にも「このまま会食恐怖症を完全に克服する」というものではなく、「会食恐怖症とうまく付き合っていけたらいい。良い時も悪い時も受け入れたい」「会食恐怖症でも自分を受け入れてくれる人はたくさんいた」というものです。人が一番行動的になり、結果をだせるメンタリティーというのはこのような「結果にあまりこだわりが無く、あまりプレッシャーが無い状態」だからです。

 会食恐怖症は病気ではありますが、他の病気と違って放置しても命に支障がでる訳ではありません。ですので一つの個性という見方もできる訳です。「絶対に治さないといけない」と考える人よりも、「それも生まれ持っての個性だから仕方無いよね。自分が楽しめる分だけ食べればいいんじゃない」と考える人の方が、圧倒的にプレッシャーが減るので異性との食事においても結果的にリラックスして食べられるということが起きます。

 さらに恋愛関係となれば、いつかは会食恐怖症のことを相手に話さないといけない機会があると思います。そんな時に上記のように自分の中で受け入れていれば簡単に話すことができます。自分のひとつの個性として受け止められているので、そこに後ろめたさはもう無いのです。このように会食恐怖症の自分を受け入れることは食事へのプレッシャーを減らし、コンプレックス感を軽減する一番の方法なのです。

 もっと言えば、「会食恐怖症だけど何か問題あるかな?それって生まれ持った個性だから、自分じゃどうしようも無い部分だよね。でも自分は他に良い所がたくさんあるよね?」「会食恐怖症だけどそれは私が解決する課題であって、周りがあれこれ言う課題じゃないよね」というようなメンタリティーを作っていきたいのです。

 すぐにこのような状態になれる訳では無いですが、このメンタリティーの上で認知行動療法に取り組むと本当に早く改善が進みます。「会食恐怖症は治ったらいいけど、治らなくても自分は素晴らしい人」と結果にこだわり過ぎていません。だから「治さないといけない」とプレッシャーがかかりすぎることもありませんし、認知行動療法に挑戦して思うような結果が出なかった時にも落ち込んで挫折してしまうことも無くなります。

 ではどうすれば会食恐怖症を受け入れられるようになるのでしょうか?私達が会食恐怖症の自分を受け入れられない原因はハッキリしています。

  • 会食恐怖症になった原因は自分にあると思い込んでいる
  • 会食恐怖症は強い気持ちがあればコントロールできると思い込んでいる

 認知行動療法に取り組む前に、まずは会食恐怖症が他の病気と同じであることを知りましょう。この事実を認識しているのと、いないのでは認知行動療法に取り組んでいくモチベーションが全然変わってきます。

 会食恐怖症になる原因は非常に様々あります。よく聞くケースは「無理な給食の完食指導」が挙げられます。幼少期の抵抗ができない時期に、無理やり食べさせられた経験は「食事は苦痛なもの」という記憶を植え付けます。これにより人との食事を楽しめなくなってしまうのです。これは意思の力でどうにかできる問題ではないですよね。

 会食恐怖症になる原因は「幼いころの出来事」「家庭環境」「遺伝的要因」「人生経験」など、実に様々あります。こうした要因が複合的に絡み合って発症するのです。

 「会食恐怖症になった原因ははっきりとはわからない」だけど「自分がコントロールできない要素も絶対関係している」という事なんです。他の病気と全く同じなのです。癌になった人に対して「生活習慣がだらしないから」なんて指摘は全く的外れですよね。同じくして会食恐怖症の人に対して「メンタルが弱いから」なんて指摘も全く的外れなのです。

 そして原因が自分にあると思い込む上に、それをコントロールできないのも自分の気持ちが弱いからという思い込みもあります。ですがそれも間違いです。会食恐怖症のコントロールに気持ちの強さは関係していません。

 会食恐怖症といっても実は他の病気と同じなのです。原因が自分にあるわけでもないし、気持ちでコントロールできるものでもない。骨折した人がギプスで生活するのと同じように、適切に認知行動療法に取り組むことで良くなっていくのです。

 会食恐怖症を自分を受け入れるというのは時間がかかります。ですが是非この事実を覚えて頂いて、少しづつ会食恐怖症を受け入れる姿勢を身に着けていきましょう。そして食事にチャレンジするたび、「自分は自分の課題に真剣に向き合って、取り組んでいる人」として褒めてあげましょう。自己肯定感が高まると、恋愛などの人間関係に積極的になれます。

会食恐怖症の自分を理解してもらう

 自分で受け入れても、相手に理解してもらえなかったら意味ないじゃん!と思う方もいるでしょう。そこで自分の症状を正しく伝える力も重要になります。これがふたつめの戦略です。

 会食恐怖症というのは一人では成立しません。必ず他人が関係してきます。他人にどう思われるか?という不安に起因して食事が苦手になるからです。ですが適切に自分の症状を伝えて、他人の理解が得られる力を身に着ければ、あまり問題にはなりません。

 特に異性との食事では、相当のプレッシャーがかかります。なかなか最初に症状が全くでないようにするというのは難しいので、適切に相手に伝える力はお守り代わりになるのです。

 そして会食恐怖症には相手に正しく伝える際にも、押さえておくべきポイントがあります。もっと知りたい方は以下もご覧ください。

 異性との食事においては結果にこだわるよりも、「相手に正しく伝える練習をする」という捉え方の方が上手くいきます。気持ちで結果をコントロールするのは難しいですが、相手に正しく伝えてみる、というのはその場で確実に実行できるからです。私も異性との食事に挑戦し始めた頃は、もう食べられるか?という結果は気にしないようにして、自分のことをもっとオープンに出来る練習をしてこよう!くらいの気持ちで取り組んでいました。

 正しく伝えられるようになるのは重要ですが、全ての人が会食恐怖症に対して理解がある訳ではありません。極端ですが中には食べ物を残すなんて絶対許せないという価値観の方もいるわけです。そういう方に対しては正しく伝えても理解はされないかも知れません。

 ですが正しく伝えた上で相手がどう思うか?というのはこちらがコントロールできない部分ですので、そこは「理解してくれる人とだけ付き合えば良い」という割り切りも必要になってきます。これも会食恐怖症の自分を受け入れることで自然と出来るようになっていきます。ただこれまでの経験上、正しく伝えて否定されたことはありませんでした。ほとんどの人は他人の弱さ?に対して追求などせず寛容です。

食べられなくても明るく振舞う

 緊張して食べられない時にどう振舞うか?というので相手の印象は大きく変わってきます。基本的に食べても食べなくても「明るく振舞えている」ことさえ出来ていれば、たいていの人は好印象を持ちます。これがみっつめの戦略です。

 食が細い人はたくさんいますし、外食でも半分くらいしか食べない・・・でも食べる時はみんなと楽しそうに食べている。こういう人は意外とたくさんいますよね。自分があまり食べられないことは分かっているので、食べられる分だけ楽しく食べようという意識なのですね。

 ですから食べられなくても「ゴメンナサイ!今日はとっても緊張してるんです!でも楽しいです!」といった感じで、明るく振舞って、むしろ会話だけを楽しむような意識でいれば、食べられないことはあまり問題にはなりません。

 食事に集中するよりも、会話を活発にしましょう。会話を活発にして、こちらが話す時間・相手が話す時間をたくさん作ると、自分も相手も食事にじっと集中する時間が少なくなります。食べる合間に話すよりも、話す合間に食べるという意識。そして「食事よりも、相手との会話をしっかり楽しもう」というくらいの意識が良いでしょう。会話を活発にすることで、緊張をほぐす効果もあります。会話の中で緊張がとける時間が少しでもあると、それ以降は全く緊張しないで震えも治まった、ということもあります。

 これらは緊張していても、会食の場で実践できるテクニックです。これまで克服されてきた方々の話を聞いても、「どんなに状況が悪くても、相手に対しては明るくすることだけを心掛けた」とおっしゃっています。「自分のことを相手に正しく伝える」「明るく振舞うことを意識する」これらが自分のできることであり、相手に対しても最大限誠実な対応だと言えるでしょう。

おわりに

 本記事の内容をまとめます。

  • 会食恐怖症の人にとって異性との食事は難しいと思われているが、そのハードルを下げる方法はある。
  • 認知行動療法で克服可能だが、それだけでは不十分。
  • 認知行動療法に3つの戦略を加えることで、異性との食事に挑戦しやすくなる。

 私自身も最初はとても食べられるとは思えなかったので、食べられなくても「打ち明ける練習をする」「明るく振舞う練習をする」という気持ちで取り組んでいました。最初は緊張しますがやはり取り組んでいくうちに、だんだん「そんなに食べられなくてもいいんだ」とか「事情を話してもいいんだ」という風に考えられるようになり、コンプレックス感というのは軽減されていきました。

 異性との食事はやはり緊張しますが、是非今日お伝えしたポイントを覚えて頂いて、自分の出来ることに少しづつ挑戦していきましょう。そうすればとても高いと思っていたハードルも、手が届くところに来ていたりするものです。

 本サイト「嘔吐恐怖症克服カレッジ」では今後も会食恐怖症・嘔吐恐怖症の克服に役立つ情報をお届けしていきますので、お楽しみに。それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

異性との食事が苦手な人がデートを楽しむ為の3つの戦略” に対して2件のコメントがあります。

  1. みっちゃん より:

    私はまさに、異性との食事がしんどいのでこの配信ありがたいです。

    ただ、克服というか改善させる為にその苦痛に挑戦しなきゃいけないのがツラいですね

    1. kazuokazu より:

      記事の感想ありがとうございます!

      たしかに慣れていく為には、実際挑戦しなければいけないので大変ですよね。
      ですが最近はコロナもありまして、「会食に行かなくても、会食恐怖症の改善する方法」が注目を集めています。
      「瞑想」はそのひとつですね。以下で解説していますので、よろしければご覧ください!
      https://kazuokazu-kaishoku.jp/openers-points/

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