会食恐怖症の克服は友達づくりから!コミュニティ・オフ会の力を活用しよう

こんにちは!会食恐怖症・嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーのかずおかずです!記事をご覧いただきありがとうございます。
今回は恐怖症を克服する上で、意外だけれども実は超重要な事実をお伝えしていきたいと思います。
この記事の内容
克服は友達づくりから!コミュニティ・オフ会の力を活用しよう
本記事をご覧のあなたは、会食恐怖症にお悩みだと思います。そして既に克服する為に何らかの努力をされていることかと思います。こうして本記事をお読み頂くことも、認知行動療法に取り組まれるのもそのひとつかと思います。
でも実は克服の過程で、とても大切な事実を見落としがちです。それは克服するまで「一人で頑張り続けてしまう」ことです。
どんな趣味でもスポーツでも勉強でも、仲間や先生がいた方が早く上達することは言うまでもないでしょう。しかしこれが会食恐怖症となると、どうしても積極的に同じ悩みを持つ人との交流を避けてしまう傾向にあります。
これはそもそも会食恐怖症の人がそれほど多くないことも関係あるでしょうが、やはり会食恐怖症を自分の欠点と捉えてしまい、それを他人と共有するのは恥ずかしいことだと感じるからかもしれません。
しかし結論から言えば、早く会食恐怖症を克服するのに、「会食恐怖症でつながる友達をつくること」「会食恐怖症のコミュニティやオフ会に積極的に参加すること」は絶対に必要不可欠です。
同じ悩みを持つ方との交流が、克服に向けて非常に重要というのは科学的な知見からも明らかにされています。本記事ではこの理由を3つの視点から解説していきます。あなたも本記事を読んだ後は、同じ悩みを持つ人とのつながりを築きたくなるハズです!
- 他人の痛みを知ることができる
- 自分への客観的視点が養われる
- 正しい人々、正しい部屋
他人の痛みを知ることができる
近年のコロナ禍でメンタル不調を訴える人も増え、うつ病もますます社会問題になる中、興味を置かれるトピックは「どうして私達は不安や苦しみを増やしてしまうのか」ということです。これに関して近年の心理技術研究で「私達が抱える心理面の苦しみをなくす3大要素」 なるものが明らかにされました。
私達の心理面での不安や苦しみを軽減するには、以下3つの要素が重要です。この3つががっちりかみ合った時に、はじめて不安や苦しみが消えるとされています。どれかひとつでも欠けてしまうと、苦しみを大きくしてしまう原因となります。
- 状況にマインドフルネスになる
- 自分に優しくする
- 他人の痛みを知る

状況にマインドフルネスになるとは、現在の状況に対して過大な悲観をすることなく、しっかりと現実を見据えてやるべきことを決めていくことです。マインドフルネスの力は瞑想によって鍛えられるとされ、こちらも近年注目の心理学トピックスですよね。
そして自分に優しくするとは、普段から自己批判を止めて、自分が一番大切な人のように接していくことです。自分に優しくするなんて、何気なく甘えのような感じもしますが、ちゃんと研究によって重要なことであると明らかにされているのですね。
ですが、どうしてもひとりでは満たせないもう一つの大事な要素があります。それが「他人の痛みを知る」です。
もっと分かりやすく言えば「今自分が抱えている悩みは、他多くの人達も抱えていることに気づく」ということです。
ネガティブ感情を大きくしてしまう最大の要因として、「こんなことに悩んでいるのは自分だけだ」という孤立感があります。特に若い時には自分のセルフイメージに敏感で周りの人と関わる経験も少ないですから、孤立感もより深まります。
例えば風邪をひいてしまった時に、「どうしよう風邪ひいちゃった、、、私がしっかりしてないから、、、誰にも言えない、、、どうして私だけが、、、周りはみんな元気なのに、、、」 とシリアスに孤立感を深める人はいないですよね。
これは「誰かが風邪を引いた、○○すると治った」という話は何度も共有されるので、もう私達は潜在意識レベルで「風邪は誰でもひくもので休めば治る」という事実を認識しているからなのですね!
ところが会食恐怖症はこのように他の人も同じことで悩んでいると気づく機会がありません。私自身も会食恐怖症という病気を知るのに何年もかかってしまい、ずっと「この世で悩んでいるのは自分だけだ」思い込んでいました。
カウンセラーになってからは何百人という同じ悩みを持つ方に出会ってきました。思えば克服の一番のきっかけは「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えたことでした。自分だけじゃないと分かれば、克服へのモチベーションも一気に高まります。みんな同じなんだという安心感も生まれますし、悩みを共有して孤立感が減るともはや個人の悩みではなく、人間が直面する共通の悩みになるからです。
会食恐怖症のコミュニティ・オフ会に参加していく中で、「自分だけの悩み、自分で解決しなきゃ、、、」から「みんな同じことで悩んでいるんだ」「みんなで共通の問題を解決していくぞー」に変わっていくのですね!
自分への客観的視点が養われる

もうひとつ他人の痛みを知ることの重要な効果があります。それは自分への客観的視点が養われることです。
会食恐怖症の悩みを深めると、会食恐怖症と自分に対するイメージはどんどん悪くなっていきます。「自分は繊細で控えめでネガティブで、、、そんなんだから会食恐怖症になったんだ!」とネガティブセルフイメージが作られてしまいます。
でも会食恐怖症というは、あなたの要素のごく一部でしかないですし、他に素敵な所がたくさんあるはずです。こういうことも、他の会食恐怖症の方を客観的に見るという経験が無いと気づけないのです。
会食恐怖症であっても、毎日を前向きに生きて人生を輝かせている人がいます。そういう人達に実際に出会うことで、会食恐怖症に対するネガティブイメージもどんどん改善されていきます。自分も含めた会食恐怖症の人をもっと客観的に見れるようになるということですね!
正しい人々、正しい部屋

「正しい人々、正しい部屋」
これは大ベストセラー「LONG GAME(ロングゲーム 今自分にとって一番意味のあることをする為に)」の著者であり世界で最も有名な思想家のひとりであるドリー・クラーク氏の言葉です。
簡単に言えば、「何か目的を達したいなら、同じ目的意識を持って頑張る人達と一緒にいなければならない」ということです。
近年の心理学研究では、ひとりで実践するよりも仲間と課題を共有して進んでいく方が、よりメンタル的にポジティブな効果が得られ技術の習得が早まることが分かっています。同じ意識を持つ仲間の環境に身を置くだけで、特に頑張ろうという意識が無くても自然と行動的になることが分かっています。
(ちなみに心理学的に一番オススメの趣味は合唱だそうです。仲間とひとつのものを作り上げるプロセスがかなりメンタルを改善するようです。確かにアレは絆深まりそうですよね!)
一人で努力することも、認知行動療法に取り組むこともちろん大切です。ですがとりあえず会食恐怖症のコミュニティ・オフ会などに参加して、当事者同士の交流をするだけでも、克服へのヒントがたくさん見つかるということなんです!
特に会食恐怖症は当事者からのアドバイスが何より適格です。もちろん病院のお医者さんやカウンセラーからもアドバイスは受けられますが、彼らは会食恐怖症の当事者では無いですし、感覚レベルでは私達が何に悩んでいるかを理解できません。
感覚レベルであなたの悩みを理解できる当事者からもらえる、経験に基づいたアドバイスは何よりも貴重で有効なのです。
あなたも是非、会食恐怖症における正しい部屋に入って、正しい人との時間を増やしていきましょう。
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おわりに
本記事の内容をまとめます。会食恐怖症つながりの友達をつくり、コミュニティ・オフ会に参加することは一人では得られないメリットがあります。
- 他人の痛みを知ることができる
- 自分への客観的視点が養われる
- 正しい人々、正しい部屋
克服までには少し時間も必要です。一人で頑張り続けるには限界もあります。そんな時、お互い刺激しあい、成長し、モチベーションを高められる仲間の存在は非常に強力です。是非積極的に当事者同士の関わりを増やしていきましょう!
本サイト「嘔吐恐怖症克服カレッジ」では今後も会食恐怖症・嘔吐恐怖症の克服に役立つ情報をお届けしていきますので、お楽しみに。それでは最後までお読みいただきありがとうございました。

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