こんにちは!会食恐怖嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーのかずおかずです!

 先月は東京は新宿で久しぶりの対面グループカウンセリング会を実施しました!大好評で参加者全員から「大変よかった」との最高評価を頂きました。今月にはコロナも5類感染症へと引き下げられ、新しいアフターコロナの取り組みが始まっていきます。これを契機にオフラインイベントも強化していきたいと思います。

 「カウンセリング会は会食恐怖症の人も対象ですか?」というご質問も頂きましたが、本イベントは全ての方が対象です。会食恐怖症でも嘔吐恐怖症でもその両方でも、どなたでもご参加頂けます。

5月のイベント予定

 先月の開催以降、オンラインとオフラインともに「グループカウンセリング会に参加してみたい!」という方のリクエストをたくさん頂いております。

 今月はオンラインとオフラインともに1回づつ開催出来ればと思いましたが、今回「他人の嘔吐が怖いタイプ向けのカウンセリング会をして欲しい」とのリクエストも多く頂きました。

 グループカウンセリング会ではどんなお悩みでもご相談頂けますが、できるだけ同じ症状タイプの方で固まった方がよりスムーズな議論も出来ます。

 そこで今回は「他人の嘔吐が怖いタイプの方向け・暴露療法に興味にある方向け」のオンラインカウンセリング会を別枠で設けました。

 それを踏まえて現状以下のようなスケジュールで検討しています。

  • 5/27(土):午前 特別オンライングループカウンセリング会(他人の嘔吐が怖いタイプの方向け・暴露療法に興味にある方向け) 2名
  • 5/27(土):午後 通常オンライングループカウンセリング会(上記のタイプ以外の方向け) 2名
  • 5/28(日):午後 対面グループカウンセリング会@東京(新宿・池袋周辺) 3名

 平日の昼間に開催して欲しいとの声もあるのですが、私自身仕事の関係上、平日の昼間開催が難しく申し訳ございません。今回はOPENERS2.0コミュニティで実施しているような「後日ビデオ配布」にも対応させて頂きますので、日時の都合が合わない方はそちらをご活用下さい。

 そして募集開始日ですが、現状5/14あたりで検討しています。募集開始日はまた改めてご案内いたしますので、ご興味のある方は引き続きLINEをチェックしてみてください。

この記事を書いている人

かずおかず

会食恐怖症・嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーⓇ

「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」に苦しみ、日々の食事すら不能のどん底状態から、薬を使わず認知行動療法で自己治療を実践し克服。克服方法と、認知度の低い嘔吐恐怖症を広めるためにカウンセリングを行う。相談実績はのべ400件以上。日本初となる嘔吐恐怖症一般書籍「吐くのがこわいがなくなる本」(ダイヤモンド社) 制作協力。その活動は全国ラジオでも紹介される。
「嘔吐恐怖症克服情報サイト【嘔吐恐怖症克服カレッジ】」や「嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS】」等の克服支援サービスも多数運営。

 👇以下グループカウンセリング会についての詳細です!初めてグループカウンセリング会に参加される方はこちらもご覧ください。

グループカウンセリング会の優れた効果

 当カウンセラーのカウンセリング形式は、相談者とカウンセラーが対面で悩みやアドバイスを共有し合うグループカウンセリング会です。

 最初のオフライン活動再開のイベントとして、こちらを選択したのは理由があります。グループカウンセリングは今私が最も推したい克服行動です。 カウンセリング形式には様々なものがありますが、現状こちらがベストだと感じています。

 グループカウンセリングでは少人数が集まり、ひとりのお悩みに対して、みんなでアドバイスをしていきます。1対1のカウンセリングでは得られない当事者同士の交流・客観的視点の獲得・自分が抱える問題の一般化といった様々なメリットが得られます。

 何より1対1よりも気軽に会話することが出来ます。 この点も非常に大きいですね。初対面の1対1ではどうしても打ち解けるまでに時間がかかりますし、自分に意識が集中することのプレッシャーもありますが複数人だと安心です。

 相談者ひとりひとりが順番に今抱えている悩み、解決したいことを持ち寄って話します。

 他の参加者は話を聞いて、感想やアドバイスなどを自由に話していきます。ここではフランクで話しやすい雰囲気を作りたいので、どんなことでも気軽に話していきます。(究極的にはざっくばらんなおしゃべりが最も効果的なカウンセリングだと思います)

 参加者の方は可能であればアドバイスをして頂きますが、必須ではありませんので無理に発言を求めることはいたしません。他の方の悩みを聞いて、共感して頂くだけでも十分すぎるメリットがあります。ほとんどの嘔吐恐怖症の方にとって、自分の悩みを率直に話すというだけでも初めての経験です。

 なぜ今このグループ形式のカウンセリングが注目されているのでしょうか?

 グループで活動することはそれだけでも科学的にメリットがあり過ぎることが分かっていますが、それはカウンセリングにおいても同じなのです。

 ここ数年、コロナ禍の影響でオフラインでの活動は思うように出来ていませんでしたが、その間グループカウンセリングに準ずるカウンセリング形式「オープンダイアローグ」の研究会に参加し、その効果の検証を行ってきました。

 オープンダイアローグでは、相談者ひとりに対して、複数のカウンセラーがつきます。そして相談者のお悩みに対して、カウンセラー同士が好きに気軽にアイデアを出し合い解決していくスタイルです。

 この形式のカウンセリングでは「みんな同じ悩みを持っていること」そして「今の自分のままでいいこと」に対する相談者の気づきがすごくあり、この点は1対1のカウンセリングとは決定的に違っています。

 カウンセラーや参加者同士が昔の経験をたくさん話して共有することで、カウンセラーと参加者の垣根がなくなり、自分を客観的な視点で見ることが出来ます。そして自分が抱える問題が一般化され、今の自分をより受け入れやすくなるようです。

 そして相談者にとって、カウンセラーのアドバイスよりも価値があるのは「同じ経験をしてきた当事者のアドバイス」になります。

 もちろん病院のお医者さんやカウンセラーからもアドバイスは受けられますが、彼らは嘔吐恐怖症の当事者では無いですし、感覚レベルでは私達が何に悩んでいるかを理解できないこともあります。

 感覚レベルであなたの悩みを理解できる当事者からもらえる、経験に基づいたアドバイスは何よりも貴重なのです。

 さらに嘔吐恐怖症の症状は多岐にわたります。私も当事者のひとりですが、嘔吐恐怖症にまつわる全ての症状を経験し尽くした訳では無いでしょう。ひとりが抱え込める経験値には限界があります。だからこそ複数の当事者が集まれば、様々な知見を借りることが出来るのです。 まさに「当事者寄れば文殊の知恵」です。

 研究会では毎回1時間の計4回、オープンダイアローグをひとりのクライアントに対して行ったのですが、どのクライアントも飛躍的な成長がありました。回数を重ねるごとに前向きに明るく行動的に変わっていく様子がありました。

  • 家族のプレッシャーから家でもご飯を食べられない方が、楽しく食べられるようになったり
  • 長年悩んでいた会食恐怖症から「今後異性とご飯に行ってきます」とおっしゃるまで行動的になったり

 ここまでの効果をもたらした原因について、クライアントにお聞きすると

 「皆さんと気軽にお話をする中で、だんだん『自分も普通なんだ』とか『みんな同じなんだ』といった感覚が芽生えてきて、安心できました。自分を受け入れられるようになった気がします」

 とおっしゃるのですね。この経験から、もはやカウンセリングというのは1対1の形式よりも、複数人のカウンセラーや当事者を含めて行う方がずっと効果的であるという確信が持てました。

 複数人だと気軽に参加しやすいという点でも、はじめてカウンセリングを受ける方にとって参加のハードルが低くなります。

 (👇画像のような感じで、みんなでおしゃべりするイメージでカウンセリングを行っていきます。最初は硬い感じもありますが、回数を重ねると完全に井戸端会議のような楽しいおしゃべりになります)

 (グループカウンセリングの様子:オフライン)

 (グループカウンセリングの様子:オンライン)

参加しにくさを全て無くします

 グループカウンセリングの効果はまず体験して頂くことが一番です!

 その為にはとにかく「気軽さ」「緩さ」をテーマに掲げてやっていきたいと思います。

 今回のグループカウンセリングは、一般的なカウンセリングに存在する参加しにくさを全て無くしていきます。まずは誰でも気軽にご参加頂ける環境として、以下をお約束いたします。

  • しゃべりなし(聞くだけ参加)もOK
  • 参加なしのビデオ受け取りもOK(参加はせずにカウンセリングの様子を録画したビデオを後日お受け取り頂けます)
  • 体調が悪くなられた場合に、途中退席や休憩もOK
  • 進行はカウンセラーが行いますので、話すのがあまり得意でない方も、安心してご参加下さい。
  • 時折、感想や他の方へのアドバイスなどをお伺いしますが、自主的な発言は強制しません。(分からなければスルーOK)
  • 参加費も一般相場の1/3程度を目指します
  • いつでもキャンセル料なしのキャンセル可とする為、参加費は全て当日、もしくは後払いとします
  • オフラインでは落ち着いてお話を伺う為に、カフェ等ではなくカウンセリングルームの貸し切りで行います

グループカウンセリング会まとめ

●活動期間:定期

  • 定期的にグループカウンセリング会の募集を【かずおかず会食恐怖嘔吐恐怖克服イベントLINE】限定で行います。
  • 参加者は指定日時に指定のカウンセリングルームに集合します。オンラインの場合は会議アプリのZOOMを使用します。(最大定員は3、4名程度の最大2時間を想定しています)
    無料当日キャンセル可能ですのでお気軽にご参加頂けます。
  • カウンセラーが一人一人のお悩みを聞き、アドバイスをし、解決のアイデアを参加者全員で話し合います。
  • 参加者とカウンセラーだけでなく、参加者同士の話し合いもします。
  • グループカウンセリング会終了後、実施の様子、皆様の感想等を全体に共有していきます。

●活動形式:オフライン(対面での実施:マスクの着用をお願いいたします。) or オンライン

●オフライン場所の概要

  • 東京都 山の手線周辺:新宿~池袋間いづれかの駅徒歩圏内の貸しカウンセリングルーム
  • (参加費をお安くできるようルームもコスパの良い所を押さえます。空き状況・料金が流動的の為、直前まで検討したいのでざっくりのご案内となり申し訳ございません。確定の開催場所は募集開始後、参加者にご案内いたします。

皆様の声

 グループカウンセリング会に参加された方の感想を一部共有させて頂きます。

参加費用

 参加料金も、誰でも気軽に参加できる金額を目指します。(どのコンテンツにも言えることですが、常に一般相場の半分~1/3以下を目指しています)

 このようなグループ形式のカウンセリングは、回数を重ねるほどに効果が高くなります。 オープンダイアローグ研究会でも、4回のカウンセリングを終えた時点でクライアントにはかなり効果が出ていた為、追加の2回を実施しました。最低でも4回~6回繰り返すことで、十分な効果が得られるという結論に至りました。

 繰り返すごとにカウンセラーが知る相談者さんの情報が増えて、より深い部分のカウンセリングまで行うことが出来ますし、さらに接触時間効果で顔なじみの方も増えていきますから、よりリラックスして参加できるようになる効果もあります。(4回以上やると、もはやカウンセリングという感覚はなく、みんなで楽しくおしゃべりしながら、どんどんポジティブに変わっていく感覚でした)

 「次もまた行きたいな!」と皆様に繰り返し気軽にご参加頂ける金額にしたいと思います。

 今回は対面でひとりひとりにカウンセリングを行います。場所もカウンセリングルーム貸し切りでご用意させて頂きますが、「ランチ代2回分」くらいの金額に収まるようご提供いたします。募集開始時に確定金額をご案内いたします。

 日時の都合がつかず、参加頂けない方には「後日ビデオ配布」をご利用頂けます。カウンセリングの模様を録画したビデオを後日配布いたしますので、後日ビデオ配布希望でお申込みください。(参加費用はオフライン>オンライン>ビデオ になります)

 お支払い方法は クレジットカード決済(paypal)/paypay支払/銀行振り込み がご利用頂けます。

 また参加人数は多少融通しますが、先着2~3名とさせて頂きます。

 対面でのカウンセリング、そして同じ悩みを持つ当事者同士で交流を深められる非常に貴重な機会となります。是非この機会にご活用下さい。特にオフラインのイベントは貴重です。コロナ禍情勢の変化によってはまた開催が難しくなることも考えられます。

 それでは募集開始をお待ちください!あなたのお悩みお聞かせ下さい!

この記事を書いている人

かずおかず

会食恐怖症・嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーⓇ

「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」に苦しみ、日々の食事すら不能のどん底状態から、薬を使わず認知行動療法で自己治療を実践し克服。克服方法と、認知度の低い嘔吐恐怖症を広めるためにカウンセリングを行う。相談実績はのべ400件以上。日本初となる嘔吐恐怖症一般書籍「吐くのがこわいがなくなる本」(ダイヤモンド社) 制作協力。その活動は全国ラジオでも紹介される。
「嘔吐恐怖症克服情報サイト【嘔吐恐怖症克服カレッジ】」や「嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS】」等の克服支援サービスも多数運営。