OPENERS2.0 グループカウンセリング始めます!

この記事を書いている人

かずおかず

会食恐怖症・嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーⓇ

「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」に苦しみ、日々の食事すら不能のどん底状態から、薬を使わず認知行動療法で自己治療を実践し克服。克服方法と、認知度の低い嘔吐恐怖症を広めるためにカウンセリングを行う。相談実績はのべ400件以上。日本初となる嘔吐恐怖症一般書籍「吐くのがこわいがなくなる本」(ダイヤモンド社) 制作協力。その活動は全国ラジオでも紹介される。
「嘔吐恐怖症克服情報サイト【嘔吐恐怖症克服カレッジ】」や「嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS】」等の克服支援サービスも多数運営。

 こんにちは!嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーのかずおかずです!

 この度は嘔吐恐怖症克服プログラムOPENERSにご参加頂きまして、ありがとうございます。4か月に渡る長期講座でしたが皆様にしっかり取り組んで頂いて、うれしい感想もたくさん届いています。

  • 「昔の自分が見たら泣くぐらい成長できました」
  • 「半年前の自分と比べたらだいぶ生きやすくなったと感じます」
  • 「講義を受け始めてから、嘔吐恐怖症の自分を受け入れてどんどんポジティブになっています」

 素晴らしい感想ですね!皆様が人生を変えようと自ら行動し、自らの力で実現されたことだと思います。第二期は第一期とは比べられないほどに皆様の熱量がすごかったです!

 OPENERS2.0の講義は本当に濃いです。(書籍でいうと30冊くらいで、嘔吐恐怖症の克服に役立つ部分をまとめ上げている内容に相当します)この4か月で全てを定着させることは出来ません。人生を通して習得して頂きたい内容ばかりです。まずは講義を終えて、自分に合っていると思った技術をひとつでもふたつでも見つけて続けて欲しいと思います。

 そして皆様の成長をさらに加速させていく為に、OPENERS2.0では新企画始めます。OPENERS第一期の開始から一年以上が経過し、かなりの感想と知見がたまってきました。このプログラムをさらに飛躍させる企画をやっていきます。

 今回は第一期でも第二期でも、特に要望が多かった「他の参加者の取り組みを知りたい」「他の参加者と交流する機会が欲しい」というご要望についにお応えできそうです!

 テーマグループカウンセリングはじめます!

 今回は企画のコンセプトとして「聞き、学び、共に成長できる嘔吐恐怖症克服コミュニティ」を目指していきます。もちろん独力でも嘔吐恐怖症の克服は可能です。ですがさらにその先の未来を見据えた時に、共に歩む仲間の存在がより成長を加速させていきます。

 このような仲間と共に歩む機会は、OPENERSを受講されたあなたにしかありません。病院では決して得ることの無い機会です。

 OPENERS2.0を経て、うれしい成長報告をたくさん頂きましたが、以下のような声もたくさん頂きました。

  • 瞑想や暴露療法はひとりでは理解しにくい部分があり、取り組むのが難しい。
  • 他の参加者の取り組みや、成長なども共有して欲しい。
  • 他の参加者と交流できる場が欲しい。

 OPENERS2.0は完全オンラインの配信型学習サービスですから、自分のペースで好きな時に学ぶという利点がある一方で、これらの要素をこれまではカバーしきれていませんでした。

 特に瞑想や暴露療法といった高度な技術は、いくら文章や音声と尽くしても、なかなか使えきれない部分もあったかと思います。この重要な部分は対面でお伝えできる機会を活用し、より皆様の理解を深めて正しく実践して頂くことが必要かと思います。 瞑想のコツなどについては、チャットで個別にお伝えする機会も多かったですので。

 (私もかつては自分の認知行動療法が正しいのかが分からず、何回も病院に聞きに行くこともありました。)

 さらに今回は皆様の交流の場を設けるという目的にも注力していきます。

 思えば私も改善のきっかけは会食恐怖症克服のワークショップに参加したことでした。同じ悩みを持つ方と交流することで、孤立感が緩和されました。そして自分の悩みが「社会全体の課題」へと昇華され、同じ悩みを持つ方の力になりたいという思いで活動してきました。

 今回改めて、集まりの中で、グループとして行う企画ですが一人だけの取り組みでは得られない多大なメリットがあります。 同じ悩みを持つ方との交流が、克服に向けて非常に重要というのは科学的な知見からも明らかにされています。

  • 他人の痛みを知ることができる
  • 自分への客観的視点が養われる
  • 正しい人々、正しい部屋

他人の痛みを知ることができる

 近年の心理技術研究において「私達が抱える心理面の苦しみをなくす3大要素」が分かっています。こちらはOPENERS2.0のセルフコンパッションの章でもお伝えした内容ですね!以下3つの要素ががっちりかみ合った時に、はじめて私達が抱える苦しみが消えるとされています。どれかひとつでも欠けてしまうと、苦しみを大きくしてしまう原因となります。

  • 状況にマインドフルネスになる
  • 自分に優しくする
  • 他人の痛みを知る

 不安や自己批判が苦しい時には、まずその状況にマインドフルネスになってから → 自分にやさしい言葉をかける が有効であることをOPENERS2.0では強調してお伝えしてきました。全てのネガティブ感情に対する心の処方箋ですね。ここには既に苦しみをなくす3大要素のうちの2つが入っていた訳です。

 ですが心の処方箋を知っていても、どうしても満たせないもう一つの大事な要素があります。それが「他人の痛みを知る」です。

 セルフコンパッションに関する書籍の中では、このような表現で書かれていることが多いのですが、もっと分かりやすく言えば「今自分が抱えている悩みは、他多くの人達も抱えていることに気づく」ということです。

 ネガティブ感情を大きくしてしまう最大の要因として、「こんなことに悩んでいるのは自分だけだ」という孤立感があります。特に若い時には自分のセルフイメージに敏感で周りの人と関わる経験も少ないですから、孤立感もより深まります。

 例えば風邪をひいてしまった時に、「どうしよう風邪ひいちゃった、、、私がしっかりしてないから、、、誰にも言えない、、、どうして私だけが、、、周りはみんな元気なのに、、、」 とシリアスに孤立感を深める人はいないですよね。

 これは「誰かが風邪を引いた、○○すると治った」という話は何度も共有されるので、もう私達は潜在意識レベルで「風邪は誰でもひくもので休めば治る」という事実を認識しているからなのですね!

 ところが嘔吐恐怖症はこのように他の人も同じことで悩んでいると気づく機会がありません。そもそも嘔吐恐怖症という病気を知るのに何年もかかってしまった私はずっと「この世で悩んでいるのは自分だけだ」思い込んでいました。

 カウンセラーになってからは何百人という同じ悩みを持つ方に出会ってきました。克服の一番のきっかけは「悩んでいるのは自分だけじゃない」と思えたことでした。自分だけじゃないと分かれば、克服へのモチベーションも一気に高まります。悩みを共有して孤立感が減るともはや個人の悩みではなく、人間が直面する共通の悩みになるからです。

 「自分だけの悩み、自分で解決しなきゃ、、、」から「みんなで共通の問題を解決していくぞー」に変わっていくのですね!

自分への客観的視点が養われる

 もうひとつ他人の痛みを知ることの重要な効果があります。それは自分への客観的視点が養われることです。

 嘔吐恐怖症の悩みを深めると、嘔吐恐怖症と自分に対するイメージはどんどん悪くなっていきます。「自分は繊細で控えめでネガティブで、、、そんなんだから嘔吐恐怖症になったんだ!」とネガティブセルフイメージが作られてしまいます。

 でも嘔吐恐怖症というは、あなたの要素のごく一部でしかないですし、他に素敵な所がたくさんあるはずです。こういうことも、他の嘔吐恐怖症の方を客観的に見るという経験が無いと気づけないのです。

 嘔吐恐怖症であっても、毎日を前向きに生きて人生を輝かせている人がいます。そういう人達に出会うことで、嘔吐恐怖症に対するネガティブイメージもどんどん改善されていきます。自分も含めた嘔吐恐怖症の人をもっと客観的に見れるようになるということですね!

正しい人々、正しい部屋

 「正しい人々、正しい部屋」

 これは大ベストセラー「LONG GAME(ロングゲーム 今自分にとって一番意味のあることをする為に)」の著者であり世界で最も有名な思想家のひとりであるドリー・クラーク氏の言葉です。

 簡単に言えば、「何か目的を達したいなら、同じ目的意識を持って頑張る人達と一緒にいなければならない」ということです。

 近年の心理学研究では、ひとりで実践するよりも仲間と課題を共有して進んでいく方が、よりメンタル的にポジティブな効果が得られ技術の習得が早まることが分かっています。同じ意識を持つ仲間の環境に身を置くだけで、特に頑張ろうという意識が無くても自然と行動的になることが分かっています。

 (ちなみに心理学的に一番オススメの趣味は合唱だそうです。仲間とひとつのものを作り上げるプロセスがかなりメンタルを改善するようです。確かにアレは絆深まりそうですよね!)

 同じ悩みを持つ方々から聞き、学び、共に成長できる機会を提供したいと思い続けていました。そこでOPENERS2.0では今回の企画をきっかけに、日本で随一の「嘔吐恐怖症克服成長コミュニティ」を形成していきたいと思います。

 当事者同士の交流機会というのは本当に貴重です。当事者同士の交流を図るためには、まず当事者同士の集まりが必要です。OPENERS2.0の総受講者は70名を超え、今日本で一番嘔吐恐怖症克服への熱量が高い人達が集まる場所と言えます。

OPENERS2.0 テーマグループカウンセリング

 このように大きなメリットを秘めた当事者同士の交流ですが、どうすればそのメリットを最大に得られるでしょうか?それはもちろん、その方々と実際に会って話を聞くことです。

 近年、私もお世話になっている日本会食恐怖症克服支援協会の「食べなくてもいいカフェ」がかなりの効果を上げています。会食恐怖症の当時者同士が実際に会って交流を深める場所ですが、この場所がきっかけとなり、大きく克服が進んだ方やカウンセラーを始める方が増えたりと様々なポジティブ効果が生まれています。

 まさに当事者同士の交流のメリットが最大限発揮された例と言えるでしょう。OPENERS2.0でもオンラインでの活動が中心とはなりますが、皆様同士の交流機会をご用意できる企画として、「テーマグループカウンセリング」をやっていこうと考えています。

 皆様のお悩みを解決しつつ、当事者同士が交流を深められる場を設ける。病院では扱えないような細かなお悩みを取り上げ、それをみんなで徹底的に議論する。このような機会は病院では得ることが決してなく本当に貴重です。OPENERSにご参加頂いたあなたにしかない機会を是非活用して頂きたいと思います。

 そこでの気づきはあなたの嘔吐恐怖症克服の突破口になると信じています。

 テーマグループカウンセリングの詳細については順次お伝えしていく予定ですので、どうぞお楽しみに!引き続き興味のある方がいましたら、LINEの方で何でも良いのでスタンプを押して頂けると、モチベーションになりますので大変ありがたいです!

 ご案内は以下OPENERS2.0イベントLINE限定で行いますので事前にご登録をお願い致します。👇それでは最後までお読み頂きありがとうございました。

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