こんにちは!OPENERSです。

 今回も嘔吐恐怖症の症状が出てしまった時に緩和する方法をお伝えしていきます。前回はリラクゼーションとマインドフルネスという観点から見ていきましたね。今回は胃痛や吐き気といった今既に出てしまっている症状に対処していきます。

 会食や外食に行くと、緊張からお腹や胃が痛くなってしまうことがありますよね?胃がキリキリして、胸がムカムカして、抑えようとするほどに不安が大きくなり、症状も大きくなってしまいますね。

 嘔吐恐怖症で病院にかかっている方は既に胃痛や吐き気を抑える薬を処方されているかもしれません。そうした方は医師の指示のもとで適切に使用していきましょう。そしてこうした胃痛や吐き気には病院で処方される薬以外にも「漢方」が効果的です。今回はこの漢方を活用して、症状に対処する方法をお伝えしていきます。

不快な症状には漢方が効果的

 漢方以外にも胃痛や吐き気を抑える薬は市販されていますし、病院で痛み止めや吐き気止めを処方されることもあると思います。私もかつては病院の薬を使用していたこともありました。

 これまで胃痛や吐き気を抑えるために漢方やそれ以外の薬も服用してきましたが、やはり漢方がベストだと思います。それは以下の理由にあります。

  • 市販で安く手に入る
  • 副作用が無く、医師の指導も必要ない
  • 顆粒タイプが痛みに良く効く

漢方は市販で安く手に入る

 症状を抑える薬は病院でも手に入りますが、やはり入手性は漢方の方が良いです。代表的な漢方はどこの薬局にも置いていますし、価格も1回、50円程度とコストも低く抑えられています。漢方は常飲することも多いので、とっさに切らした時でもこれなら安心できますね。

副作用が無く、医師の指導も必要ない

 症状を抑えるのに漢方を活用する一番のメリットだと思います。緊張時の症状を抑えるのに、毎回薬を飲むのに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。その点漢方は副作用も無いので、自分の必要なタイミングで自由に服用することが出来ます。頭痛薬のように乱用すると、効果が鈍くなるといったこともありません。

 そして服用には医師の指導も必要ありません。これは緊張時の症状を抑えるのに飲む薬には大きなメリットです。症状が小さい時には飲まないで、症状が大きい時には飲む、といった自分の裁量で服用タイミングを決めることが出来ます。

 調子が良い時には飲まなくても良いのです。だんだんと慣れてきて、薬から手離れするタイミングも自分で決められるのです。

顆粒タイプが痛みに良く効く

 錠剤タイプより顆粒タイプの方が、すばやく胃に膜をつくってくれる感じがして良く効きます。

 服用タイミングは会食前15分~30分くらい前がよいでしょう。このタイミングで飲んでおくと、ちょうと食べる時に、胃に漢方が十分に広がって効果を発揮する状態になっています。

 最後にオススメの漢方を紹介しておきます。それは「安中散」と「六君子湯」です。どちらも安価で、お腹や胃の痛みに良く効いて、どこでも市販されています。はじめは香りがきついと感じるかもしれませんが、慣れてくると香りにもリラックス効果があるのでオススメです!

 今回は漢方を活用して、症状を抑える方法を紹介しました。会食の緊張による症状は気まぐれですが、服用に自由が利く漢方なら柔軟に対応できますね。 服用を続けるほどに効果も実感しやすくなりますので、是非漢方を活用してみて下さい。