こちらは嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS(オープナーズ2.0) の募集開始ページとなります。以下より詳細をご案内します。嘔吐恐怖症を本気で克服したい方はどうぞご確認ください。👇 また本ページをご覧頂くだけでも、克服への大きな気づきを得ることができます。

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この記事を書いている人

かずおかず

会食恐怖症・嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーⓇ

「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」に苦しみ、日々の食事すら不能のどん底状態から、薬を使わず認知行動療法で自己治療を実践し克服。克服方法と、認知度の低い嘔吐恐怖症を広めるためにカウンセリングを行う。相談実績はのべ500件以上。日本初となる嘔吐恐怖症一般書籍「吐くのがこわいがなくなる本」(ダイヤモンド社) 制作協力。その活動は全国ラジオでも紹介される。
「嘔吐恐怖症克服情報サイト【嘔吐恐怖症克服カレッジ】」や「嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS】」等の克服支援サービスも多数運営。

OPENERS 2.0スタートします!

 こんにちは!嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーのかずおかずです!

 この度、「吐いたらどうしようタイプの会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」を克服して、さらに充実した人生を歩んで頂くための新しい企画を始めます。

 私は嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーとして、これまでのべ500人を超える方の相談に対応させて頂きました。カウンセリングやホームページなどで克服お役立ち情報を日々発信しています。ですが克服の為には相談者さん自身による日々の学びと行動が必要になってきます。

 病院やカウンセリングで克服の為に必要な行動を学んでも、その時だけで終わってしまえば意味がありませんが、一人で行動し続けるのも簡単ではありません。私自身も複数の病院でも十分なサポートが受けられずに、孤立して悩む時間が多かった為、克服にはかなりの時間を要してしまいました。

 ですが!嘔吐恐怖症の克服に最適な環境があれば、克服への道のりはそう長くはないと感じています。これは私のカウンセリングやコンテンツに触れた方が短期間で大きく前向きに変わっていく様をこれまで何度も見てきたからです。

 このような相談者さん自身がいつでも学び続ける・行動し続ける・サポートを受けられる環境というのは絶対に必要なものだと考えます。

 

 そこで克服に必要な本当に濃い情報をお届けして、相談者さん自身がどんどん前向きに変わっていける、嘔吐恐怖症の克服だけでなくその後の人生も輝かせるような企画をやりたいと考え、昨年立ち上げたのが嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS(オープナーズ)】でした。

 OPENERSは第一期を終えて、総受講者は70名を超えました。受講者の皆様はすでに大きく変わってきており、うれしい感想もたくさん頂いています。

 これだけの成果につながったのは決してOPENERSだけではなく、やはり受講者さん自身のエネルギーがあったからこそだと思います。嘔吐恐怖症を克服したい、人生を本気で変えていきたいという熱い思いを持った方に集まって頂けたからだと思います。そしてその思いを実際に叶え始めている方がどんどん増えています。

 また私自身もOPENERSがきっかけとなり、日本初となる嘔吐恐怖症の一般書籍の出版に協力させて頂きました。OPENERSのコンテンツを書籍に取り入れたいと出版社の方からお声がけ頂き実現しました。

 さらにこちらの書籍の監修をされていて、嘔吐恐怖症治療の権威でもあられる東京家政大学教授 赤坂クリニックの福井至先生と対談させて頂く機会も頂きました。 OPENERSをきっかけに様々な嘔吐恐怖症の認知を広めるための活動に携わらせて頂きました。

東京家政大学教授
赤坂クリニック 福井至先生

●東京家政大学/東京家政大学大学院 教授 博士(人間科学)
●非常勤(金曜)

患者さんの治りたいという思いを大切にし、エビデンスの確かな心理療法を行うようにしています。心理検査の結果や、原因と症状に関する見立てであるケースフォーミュレーションと、その症状に効果のある心理療法についてご説明し、患者さんが納得された心理療法を共に実施していっています。
よく行なっている心理療法は、うつ病の認知療法・認知行動療法、社交不安障害の認知行動療法、パニック障害の認知行動療法、強迫性障害の認知行動療法、PTSDなどへの持続エクスポージャー療法やEMDRなどになります。

一方で前回のプログラムも完璧なものとは言えませんでした。嘔吐恐怖症の克服に必要は知識を全て詰め込んだつもりではありましたが、その順序と流れが少し複雑で、克服の全体像が見えにくいものではありました。

 それらの知識を行動に移していくことで自分がどういう風に変わっていくのか?具体的な克服後のイメージをお伝えすることも少し不十分だったのではと感じています。

 また暴露療法や瞑想に関しても、コンテンツとしてはやや粗削りな部分もあり、少し取り組みにくさがあったと思います。このように私自身も受講者さん達と学びを深める中で、嘔吐恐怖症克服におけるポイントもより明確に見えてきました。

 本当にこれまでの経験と知識が一つの克服への道筋となってつながる瞬間がついに来たのです。

 嘔吐恐怖症の克服には超重要な4つのSTEPを踏んでいく必要があるのです。 こちらの事実もすぐにお伝えしなければと感じていました。

 今回さらに強力に、あなたの嘔吐恐怖症克服をサポートする企画を立ち上げます!

 嘔吐恐怖症克服プログラム【OPENERS(オープナーズ2.0)】 はじめます。

 今回は企画のコンセプトとして「嘔吐恐怖症を豊かな人生のきっかけに」を掲げました。嘔吐恐怖症を克服するための頑張りが努力ではなく、充実した人生の1ページになるように、楽しい生き方そのものに変わるように、そんな企画を本気で目指していきます!

嘔吐恐怖症の克服を阻む壁

 このページをご覧のあなたは以下のような嘔吐恐怖症や会食恐怖症の症状でお悩みではありませんか?

  • 会食やお酒の場で吐くのではないか、という恐怖が強く気持ち悪くなる。不安で食べ進めることができない。食べるどころか、その場にいるのもつらいと感じることがある。
  • 吐き気・胃痛・喉の渇き・動悸・緘黙・嚥下といった症状が出る。
  • 少し気持ち悪さや吐き気を感じると、吐いてしまう!とパニックになる。そこから自分を落ち着かせることが出来ずに、沼にはまってしまう。
  • 吐いたらどうしようという不安に加えて「残したら怒られる」「嫌われる」「みんなが見ている」といった会食恐怖症の不安もある。
  • 一人での外食ができない。
  • 吐くのが怖くて食べられない自分がよくわからない。原因も理由も克服方法もわからず途方に暮れている。
  • 吐くのが怖くて、一日三度の食事を満足に取れない。食べられないストレスとプレッシャーで余計に食べられない。
  • 会食が近づいてくると予期不安で体調が悪くなる。不安で予定を入れられない。
  • 他人の嘔吐や吐しゃ物など、嘔吐にまつわるものに恐怖心がある。それらに遭遇するとパニックになり体調が悪くなる。
  • 嘔吐恐怖症のせいで将来が常に不安。毎日が楽しくない。

 私は自身の嘔吐恐怖症の経験(上記の諸症状のほぼ全てを経験してきました)から、これらの方を克服に導くためのサポート活動を行ってきました。これまでのべ500人以上の相談に対応し、嘔吐恐怖症克服プログラムを立ち上げてきた経験から、より明確に嘔吐恐怖症の克服を阻む原因が見えてきました。

克服に必要な4つのSTEP ~克服への確実・最短の道~

 嘔吐恐怖症の克服に必要な情報を得ることはもちろん重要ですが、断片的な知識だけを得て、それが実践につながっていかなければ、あまり意味がありません。全ての知識は克服という一本の道に通じているはずですから、この知識が、この実践がどのように克服につながるのかまで把握しておく必要があります。

 OPENERS2.0では「嘔吐恐怖症の克服に必要な4つのSTEP ~克服への確実・最短の道~」 というコンセプトで、克服への一本道を提供します。この一本道を辿る形で、あなたに最適な知識を最適なタイミングで提供します。嘔吐恐怖症を克服した人が辿ってきた道を、そのままあなたに提供します。

 これからお伝えするのは、のべ500人以上の相談に対応してきた経験から見えてきた事実です。実は嘔吐恐怖症の克服には4つの壁があります。克服に向けて頑張ろうとしても、この4つの壁のどこかに阻まれて停滞してしまう、もしくは逆戻りしてしまうケースをこれまで数えきれないほど見てきました。

  • 嘔吐恐怖症を知らない
  • 嘔吐恐怖症の治し方を知らない
  • 治す為の行動を続けられない
  • 克服後のイメージが持てない

 いち早く正しい情報を得ていくことはもちろん必要ですが、それは単純に嘔吐恐怖症の治し方を知るだけでは不十分です。壁を越えていくためには4つのSTEPを押さえていく必要があります。

  • 嘔吐恐怖症を知る
  • 嘔吐恐怖症の治し方を知る
  • 治す為の行動を続けられる方法を知る
  • 克服後のイメージを持つ

 この4つのSTEPを踏むことが、嘔吐恐怖症克服の確実・最短の道です。

嘔吐恐怖症を知る

 何よりも最初に嘔吐恐怖症を正しく知ることが重要です。正しく知るといっても、嘔吐恐怖症の症状だったり、治療法だったりと表面的な病気の概要についてだけ知ってもあまり意味はありません。そんなことよりもなにより

  • 嘔吐恐怖症はよくある病気である
  • 嘔吐恐怖症になるのは普通のことである
  • 治る治らないはメンタルの強さと関係がない

 と知ることの方がはるかに重要です。

 嘔吐恐怖症で怖いのはその症状ではありません。症状に伴う不安や自己批判により「嘔吐恐怖症に悩んでいるのは自分だけだ」「自分のメンタルが弱いからいつまで経っても治らないんだ」という間違った思い込みが強化され、どんどん治りにくい意識になってしまうことです。

 こうした自責の念は最初に取り除かなければいけません。でなければ嘔吐恐怖症の克服も人生を良くするきっかけではなく、自分だけの欠点を治す作業という位置付けになってしまい、行動のモチベーションも高まらないからです。

 また嘔吐恐怖症は他の病気と同じく克服するのに気合や根性といった、一般的なメンタルの強さは必要ありません。 どれだけ強い気合や根性で不安を抑圧しようと頑張っても、克服には繋がらず悪化します。

 逆に今の不安はそのままでも、適切な行動さえしていけば克服は難しくありません。足を骨折した人が気合や根性でなく、ギプスで固定して治すのと同じなのです。

 嘔吐恐怖症を正しく知り、それを一般的な病気と同じ視点で捉えれるようになれば、あなたの不安やストレスはそれだけで大きく減ります。「嘔吐恐怖症はよくある病気だ」「自分だけじゃない」「これから治していけばいいよ」このような気持ちは何よりも克服のしっかりとした土台となります。

嘔吐恐怖症の治し方を知る

 「会食が苦手な人」は慣れるために会食に挑戦する。「お腹いっぱいの状態で電車に乗るのが苦手な人」は慣れるために電車に乗る。「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い人」は慣れるために暴露療法のような形でYouTubeで嘔吐の動画を視聴する。

 自分が嘔吐恐怖症であることを自覚すると、最初にこのような認知行動療法と呼ばれる慣れるための訓練を自己流で行ってしまいます。しかし「慣れる」という意識だけで行うと効果が十分に上がりません。特に暴露療法の自己流治療は悪化の原因になります。 正しく行うには、自分の嘔吐恐怖症タイプを把握し、自分に必要な認知行動を設計し、それを段階的に実践していく必要があります。

 また嘔吐恐怖症を治すのは認知行動療法だけではありません。認知行動療法を行っている時以外にも起きる慢性不安や自己批判といったネガティブ感情にも対処していく必要があります。

 こうしたネガティブ感情は克服へのエネルギーも奪い、認知行動療法の効果も小さく、嘔吐恐怖症が治りにくい意識をどんどん形成してしまいます。認知行動療法を行っていない時も、慢性不安や自己批判のストレス無く過ごすことが克服には必要不可欠です。

 嘔吐恐怖症の治し方を正しく学べば、どんな状況に置かれても「自分にとって今一番必要な行動は何か?」を自信をもって選択できるようになり実践につなげていけます。

行動を続けられる方法を知る

 嘔吐恐怖症を治す為に認知行動療法を学ぶことは、本企画以外でも可能だと思います。嘔吐恐怖症を扱っている病院に行けば認知行動療法についての説明を受けることができるでしょう。

 ですがそこから一人で認知行動療法を継続していくことは簡単ではありません。認知行動療法はただ薬を飲むだけとは違い、実践には大きなエネルギーが必要ですし、大きな不安も伴います。 あなたも以下のような不安を認知行動療法に対して抱えてはいませんか?かつての私は以下のような不安に阻まれて、認知行動療法を続けることが出来ませんでした。

  • 「食べられなかったらどうしよう」「気持ち悪くなったらどうしよう」「逆に悪くなったらどうしよう」という予期不安
  • 会食の場や電車の中で起きる吐き気パニックへの不安
  • 「会食に挑戦したのに全然食べられなかった・・・もうダメだ・・・」という行動後の不安

 実はよくあるのが行動後の不安です。行動したことよりも、その場その場の結果だけを評価してしまいます。会食で食べることが出来た時は喜んでやる気が出るけど、食べられないと落ち込んで次の行動を起こせないといった一喜一憂の繰り返しがよく起こります。

 認知行動療法というのは手放しで回数をこなせるものではありませんし、ただ場数を踏んで慣れるという意識だけでは不十分です。その前後には必ず不快な症状や不安が出てきます。 これらに対処していく方法も併せて学ばなければ行動を続けることはできません。

 認知行動療法に伴う不快な症状や不安への対応術を知り、それを継続して実践できる安定したメンタルから養成していく必要があります。

 そしてメンタルが安定してくると、どんどん認知行動療法にも積極的になれます。メンタル面と行動面が相乗効果でお互いをどんどん高めていくような好循環を作っていきたいのです。しっかりとした心の土台ですね。

 しっかりとした心の土台が無いままに慣れるという意識だけで認知行動療法を行っても、効果を高めることは出来ません。そして効果を実感できないと行動を続けることも出来ないのです。

克服後のイメージを持つ

 あなたは嘔吐恐怖症の克服についてどんなイメージをお持ちですか?最初に克服を目指す時は、以下のような間違った克服イメージを持ちがちです。実はこうした間違った克服のイメージが、逆に克服を遠ざける原因にもなります。

  • 嘔吐恐怖症を克服すればもう不安は一切なくなる
  • 自信をもっていつでも会食を楽しめる
  • 不安があることは再発の原因になる

 特に不安に関しては間違ったイメージを持たれがちです。最終的に不安の影響を受けなくなるという克服後の結果は同じですが、不安はいきなり完全に消えるものではなく、不安はあるけど、どんどん気にならなくなっていくというのが実際の克服のイメージとしては正しいものになります。

 これが「不安が消えるはずだ」という間違った克服イメージがあると「全然自分が思った通りに治っていかないからダメだ!」という間違った評価にもつながります。すると自分の行動に自信が持てずに克服が停滞してしまいます。

 人間はイメージできないものを実現することは困難です。少しでもイメージが無いと、もしその状態に近づいていたとしても、その兆候を捉えてモチベーションに変えることが出来ずに終わってしまうからです。

 そのため実際に嘔吐恐怖症を克服した人の実体験に基づいて、治っていく時のリアルな過程を知り、正しい克服のイメージしておくことが重要です。 できるだけ同じ悩みを持つ方やカウンセラーとつながり、その体験を共有すると正しい克服イメージが浸透していきます。

 このような機会は病院や独力での頑張りでは得ることが出来ません。実際に克服された方の声は本当に貴重です。 OPENERS2.0では正しい克服イメージに触れて頂く機会をたくさん提供します。その為にたくさんの当事者経験のあるカウンセラーの方々が力を貸してくれました!

(左から右順)
日本会食恐怖症克服支援協会代表理事「山口健太さん」
会食恐怖症克服支援プロカウンセラー「さやかさん」
会食恐怖症克服支援プロカウンセラー 「けいさん」
会食恐怖症克服支援カウンセラー 「ともさん」

日本会食恐怖症克服支援協会代表理事 山口健太さん

 今回は恐怖症の克服経験があり現在はプロカウンセラーとして活躍されている方へ、その詳細な克服過程についての対談を行いました。このような克服体験記から学べる機会はたいへん貴重です。 恐怖症を克服する過程では必ず心理面で大きな気づきがあるものです。そのような気づきを克服された方の声から直接学べるのは、なにより克服への正しいイメージを持つことに役立ちます。

病院と独力では超えられない壁

 嘔吐恐怖症を克服するためには上記でお伝えした4つのSTEPを一つ一つ正しい順番で超えていくことが必要不可欠です。しかし病院と独力でそこに達するには大きな壁があります。

 というのも嘔吐恐怖症で病院にかかっても、4つのSTEPの2つ目である「嘔吐恐怖症の治し方」しか教えてもらえないからです。 実際に私も病院に通った時は、認知行動療法については詳しく教えてもらいましたが、それ以外の情報は得られませんでした。

 その時はSTEPの2つ目しか知らなかった為に、とにかく認知行動療法の機会を増やせばいいんだ!と頑張りましたが、やがて行き詰まりを感じるようになります。とにかく自分に厳しくして結果ばかりを求める姿勢は、だんだんストレスと自己批判を増やしていきました。

 その内にまた調子を落としてしまい、ストレスと自己批判が増えるという悪循環を繰り返していました。そうして克服が停滞する内に何年も経ってしまい、「今のやり方じゃ完全には治らないんじゃ・・・」と不安も増えていきました。

 今から振り返れば、この4つのSTEPを「もっと早く知っていればもっと早く克服できたのに!」と何度も後悔しました。しかし2つ目のSTEP以外については本当に長い時間が経ってしまった後から知ることになりました。

克服への一本道を用意します

 実際に私もこれらのSTEPに独力ではたどり着くことが出来ませんでした。たくさんの嘔吐恐怖症や会食恐怖症の方と交流し、カウンセラー活動をしていく中でたどり着いた答えなのです。

 何度か病院に通ったり、独力で頑張るだけでは、このような克服の全体像がなかなか見えてきません。その内に何が正しい行動なのかも分からなくなり、克服が滞ったまま時間が過ぎてしまいます。するとどんどん時間と治療費を消耗してしまい、克服へのプレッシャーがより厳しくなります。

 自分が嘔吐恐怖症と自覚したら、もう独力で頑張る必要はありません。可能な限り早く克服の全体像を把握して、良くなる軌道に乗ってしまえば良いのです。誰もが迷うことなく、逆戻りすることもなく、克服の上昇軌道に乗っていける。その為の環境を作っていきたいのです。

 今回は本当にこれまで思い描いていた理想のプログラム像を実現することが出来ました。これまでの活動で見えてきた「克服する人が必ず通る必勝パターン」をそのまま一本のプログラムとして落とし込んでいます。

 これまでのべ500人以上のカウンセリングを経験させて頂き、本サイトをはじめ様々な克服支援サービスを運営し、活動はラジオでも紹介して頂き、日本初の嘔吐恐怖症書籍の出版にも関わらせて頂きました。「嘔吐恐怖症の認知を広げる、誰でも正しい情報が手に入るようにする」という意味で、嘔吐恐怖症に貢献してきたと思っております。

 その中でより明確に嘔吐恐怖症の克服を阻む原因が見えてきました。これまでの活動の総まとめとして、今回このタイミングでOPENERS2.0をスタートします!このプログラムでまた一つ、嘔吐恐怖症に悩む方々の未来を変えていきたいのです。

OPENERS2.0で実現する未来

 ここまで読んで頂いたあなたは、嘔吐恐怖症を克服しようという熱い思いのある方だと思います!

 もちろんOPENERS2.0は嘔吐恐怖症克服プログラムですから、受講された方に以下のような変化が訪れることを目指しています。

  • 人との食事が楽しめるようになる。
  • 食べた後でも不安なく外出ができる。
  • 嘔吐にまつわる物に遭遇する不安が無くなる。
  • 嘔吐恐怖症への慢性的な不安をなくす。

 このような変化だけでも、人生の制限が大幅になくなり、社会的なつながりも増えるため人生の質はグンと高まるでしょう。ですがOPENERS2.0では嘔吐恐怖症の改善だけを目的としているのではありません。

 むしろ嘔吐恐怖症の克服というのは頑張った結果の副次的なギフトであり、本当の価値は「嘔吐恐怖症を克服したという経験」にこそあると思っています。あなたにはOPENERS2.0を通して、日々の頑張りは克服の為だけではなく克服後のより充実した人生にも通じていることを実感して頂きたいのです。

 まず嘔吐恐怖症の克服後は、会食に行ったり外出したりといった何気ない日常でも、かつて以上の充実感や幸福を感じることが出来ます。以前の私は他人との関わりは非常に苦手としていましたが、克服後に初めて他人と体験を共有することの喜びを知りました。

 また今までの自分が、自分で作り出した不安に囚われていて、現実に全く集中出来ていなかったこと、やるべきことが出来ていなかったと気づきます。本当に大事なことだけに集中できるマインドフルな人生になります。仕事も遊びもパフォーマンスが上がって、さらに自己成長への意欲が高まります。

 さらにネガティブ感情との向き合い方が全く変わります。 人生のあらゆる場面でネガティブ感情と上手に付き合えるようになります。感情に囚われることなく、自分のやりたいこと、挑戦したいことにどんどん積極的になります。

 嘔吐恐怖症の克服とは決してもともとマイナスだった自分をゼロに、つまり普通に戻しただけではありません。克服とは病気以前の人生よりも、さらに充実した人生になることを意味します。

 これが今回は企画のコンセプトである「嘔吐恐怖症を豊かな人生のきっかけに」なのです。

 どうして嘔吐恐怖症を克服すると、そんな未来が実現できるのかと言うと、

 実は「嘔吐恐怖症の克服だけに効果的な行動」というのは存在しないからです。

 嘔吐恐怖症を克服するとはすなわち、自分のメンタルをしっかり鍛えていくこと・自分の生活習慣をしっかり整えていくこと・自分の人生をしっかり輝かせていくことです。嘔吐恐怖症の克服につながる行動は全て人生を豊かにしていく行動なのです。

 辛い経験をたくさんしてきた人の方がそうでない人に比べて、健康状態や精神状態が良く、充実した人生を送っているとの心理学調査もあります。嘔吐恐怖症の克服はマイナスをゼロにすることではありません。どんどんプラスを上積みしていくことなのです。

 もちろん企画に参加頂かなくても、あなた自身の力でこのような未来を実現することは出来るでしょう。私自身も本当に長い時間をかけて未来を手繰り寄せてきました。ですがそこには数えきれないほどの障壁がありました。

 「自分の進んでいる方向が本当に正しいのか?」こうした思いで何度も立ち止まりそうになりました。だからこそこの企画では当時の自分が是が非でも知りたかった内容を詰め込んでいます。

 私のように遠回りすることなく、この企画であなたが望む未来へつながる道を切り開いていきたいのです。

人生を良くすると嘔吐恐怖症が良くなる

 OPENERS2.0では認知行動療法をお伝えするのはもちろんですが、それはプログラムのほんの一部に過ぎません。(全体ボリュームの10%以下です) 認知行動療法を簡単に、楽しく続けていくためにメンタルを安定させる基礎習慣をしっかり定着させるという独自のアプローチをとっています。

 認知行動療法というのは手放しで回数をこなせるものではありませんし、ただ場数を踏んで慣れるという意識だけでは不十分です。その前後には必ず不安や自己批判といった様々なネガティブ感情が出てきます。 これらに対処していく方法も併せて学ばなければ行動を続けることはできません。

 当時の私も認知行動療法に取り組みたい意識はあるものの、

  • 「食べられなかったらどうしよう」「気持ち悪くなったらどうしよう」「逆に悪くなったらどうしよう」という予期不安
  • 会食の場や電車の中で起きる吐き気パニックへの不安
  • 「会食に挑戦したのに全然食べられなかった・・・もうダメだ・・・」という行動後の不安

 このような不安に呑まれてしまい認知行動療法を続けることが出来ませんでした。ネガティブ感情に対処できる方法も知らなければ行動を続けられません。しっかりした心の土台が無いと、根本的な克服は難しくなります。

 認知行動療法に取り組むのは良いのですが、先に述べた克服に必要な4つのSTEPの3つ目、認知行動療法を簡単に、楽しく続けられる方法、つまりしっかりとした心の土台を作る方法を知らなかったのです。

 

 そもそもいつでも自分が望むような結果になるなら認知行動療法に取り組む必要もありません。克服に進む過程には必ず「うまくいかない!」と感じる時があります。その度に落ち込む時間が長くなったり、次の行動がおこせないと私のように克服に大変な時間がかかります。

 そこで自分を認め、自己批判をやめ、自己肯定感を高められるしっかりとした心の土台が必要です。どんな時も感情に流されることなく、やるべきことを続けられる粘り強さが必要です。このような土台を築いた上で認知行動療法を行うと効果が飛躍的に高まります。GOALまで一気に駆け上がることが出来る3つ目のSTEPが構築されるのです!

 そしてこのような心の土台構築を実現するのが瞑想によるマインドフルネスセルフコンパッションという2つの軸となる心理療法です。これらは現在の心理療法界をリードする2大トピックであり、うつ病・パニック障害・不安障害をはじめとする様々な疾患に効果を上げることが科学的にも実証されています。

 瞑想によるマインドフルネスは感情に左右されることなく現実を正しく捉え、不安を大きくせずに自分がやるべきことだけに集中する力です。Googleをはじめとする世界のリード企業がこぞって社員のパフォーマンスを上げるために採用している心理療法です。

 瞑想は自分の意識を今この瞬間だけに集中する訓練です。不安は自分の意思とは関係なく生まれてくること、そして消そうとしなければ不安は大きくならないことへの気づきを養い、ストレスと不安を大きく減らします。

 硬いイメージのある瞑想ですが、近年では研究も進み様々な疾患に有効な治療方法として確立されています。そして瞑想には複雑な知識も初期投資も必要なく、誰でもその日から実践できます。

 セルフコンパッションは意味のない自己批判・他人との比較をやめ、ありのままの自分を認め励まし、行動的であり続けるための力です。近年注目されているストレス低減法であり、瞑想と合わせて習得することでより効果が高まります。

 自己批判・他人との比較との比較はストレスと不安を増幅させ、行動力を奪います。セルフコンパッションは自分に対する慈悲の心を養う訓練です。これまでの自己批判・他人との比較が全く意味のないものであることに心から納得し、自分を一番大切な人のように扱い、励ましていく態度が身に着きます。ストレスと不安を大きく減らし、行動力をグンと高めます。

 そして嘔吐恐怖症の克服には、これらの心理療法が非常に効果的です。日々のストレスを軽減するだけでなく、認知行動療法の効果を高めるしっかりとした心の土台を構築します。 

 OPENERS2.0では受講された方が自然とこれらを習慣化できるプログラムですので、嘔吐恐怖症の克服に役立つのはもちろんのこと、今後の人生の質も高める非常に強力な技術を習得することになります。

嘔吐恐怖症目線で「使える」技術をお伝えします

 瞑想やセルフコンパッションについては、一般書もたくさん発売されていますから、独力で学びはじめることも可能でしょう。

 ですが経験上、何の前知識も無しにそれらの習得に励んでも、その効果を実感するには少なくとも一年以上はかかります。 (瞑想はもっとかかります)また継続的に意識を高めてくれる指導者がいなければすぐに感情に流されてしまい、それらの技術を放棄してしまうことは珍しくありません。

 OPENERS2.0では瞑想やセルフコンパッションを、ただ一般書レベルの解説ではなく、徹底的に嘔吐恐怖症目線で、どのようにその技術を克服に活用していけばよいかをお伝えします。 効果を最短で実感して頂くために、私が嘔吐恐怖症の克服に瞑想やセルフコンパッションを活用することで得た気づきを全てお伝えします。

 近年はコロナ禍の影響もあり、会食に挑戦するといった認知行動療法の機会を確保するのが難しくなっています。だからこそ家にいる時でも出来る「嘔吐恐怖症の改善行動」として、これらを始めることは大きな意味があります。今始めて頂くことで、今後の人生に大きな実りをもたらすでしょう。

 このような心理療法を自分で学んでいくというのは非常に貴重な機会です!(私ももっと早く出会いたかったです。)そして嘔吐恐怖症というきっかけがなければ、このような機会にも出会えなかったかもしれません。

 嘔吐恐怖症をただの人生のつまづきとしてしまうには、とてももったいないことです。嘔吐恐怖症をきっかけに人生を豊かにしていきたい そんな思いのある方には是非ご参加頂きたいです。

具体的な内容について

 

(コンテンツの内容・順番は多少変更になる可能性があります。ご了承ください。)

オンラインコンテンツ配信

 嘔吐恐怖症克服コンテンツをLINEでお届けし、テキスト講義を行います。嘔吐恐怖症について調べたことや、病院にかかったことなど、そのバックグラウンドには関係なく世界一わかりやすく嘔吐恐怖症の克服方法をお伝えしていきます。

 また約3回のテキスト講義に1回のペースで、嘔吐恐怖症克服に役立つコツをオーディオブックでお届けします。 普段の生活の中で聞き流して頂くだけで、自然と嘔吐恐怖症を克服できるマインドが養成されます。前回コツをつかむのが難しいという声が多数あった瞑想についての解説や、恐怖症を克服された方の貴重な声などをたくさん収録しています。

 さらに今回は克服に必要な行動を全て詳細に解説する動画もお届けする予定です!オーディオブックと解説動画でさらにOPENERSが学びやすいものになりました。

講義で学ぶ

オーディオで学ぶ

動画で学ぶ

 テキスト講義もオーディオブックも現在は配信期限を設けておりませんので、自分のお好きなタイミングで何度でも学び治して頂くことが出来ます。 ※

 ※ テキスト講義は将来的に公開が終了となる可能性はありますが、その場合は最後の受講者が受講を開始してから4か月(受講期間目安)以降に公開終了といたします。また予告なく公開を終了することはいたしません。その場合はOPENERS2.0ご案内LINEで告知いたします。

ワークに取り組む

 知識を得ても効果を上げるには、それを具体的な行動にまで落とし込む必要があります。オンラインコンテンツごとに受講者さんが自分の感想や考えをアウトプットするワークを用意しています。

 ワークに取り組むことでコンテンツへの理解が深まるのはもちろんですが、自分がこれからどう行動していけばよいのか?が具体化されるようになっています。今回はさらに習慣化がしやすいようなワークを用意しました。

 人間が不安になるのは「今行動を起こさないと良くないことが起きる」という考えに起因します。今の自分の状態を正しく理解して、どう行動していけばよいかを決めるのは非常に重要です。ここがハッキリするだけでも不安の低減につながります。是非ご自身のOPENERS2.0取り組みノートをご用意頂き、ワークに取り組んでいきましょう。

 また前回OPENERSでは、「忙しくてなかなかワークに取り組む時間がない!」という声も多く頂きました。毎回本腰を入れてワークに取り組むのが難しい方でも習慣化が出来るように、今回は「コレだけはやろう」の項目を随所に設けています。

 ワークや習慣を簡略化したものですが、これだけでも積み重ねていけば大きな効果につながります。忙しい時はこちらの項目だけでも取り組んでみましょう!

自分を変える4か月

 人生を良くすると嘔吐恐怖症も良くなることをお伝えしました。そして人生を良くするとはつまり日々の習慣を良くするということでもあります。OPENERSは受講期間の目安が約4か月の長期克服プログラムですが、この4か月という期間がその習慣を良くしていくために必要な時間なのです。一般的に何かの心理技術が習慣として定着するまでには3か月以上かかると言われています。

 もちろん病院で集中的な治療やカウンセリングを受けることも出来ますが、やはりどうしても詰め込みになってしまいます。人間はたくさんの知識を与えられても、その時に一番必要な知識以外は定着しないという性質があります。知識が定着するとは、すなわちそれが行動になって習慣になるということですから、一度にたくさんの知識を定着させるのは難しいのです。

 そのため得た知識を習慣化して、きちんと消化してから次の知識に進んでいくというのが非常に重要です。OPENERSではこの4か月という期間で、瞑想やセルフコンパッションという新しい取り組みも含めて受講者さんが楽しく知識を習得して、それを習慣化できる克服プログラムです。

4つのSTEPに沿ったコンテンツ

 嘔吐恐怖症の克服には4つのSTEPを押さえることが確実・最短の道です。OPENERSはこの4つのSTEPに沿ったコンテンツを順次お伝えしていきますので、学んでいくうちに自然と克服の上昇軌道に乗ることができます。

 是非OPENERS専用のノートをご用意頂き、講義の内容をメモしたりワークに取り組んでみましょう。驚くほどに自分の考え方のクセに気づき、克服への新しい視点が見えてきます。そして自分を変えていくことがどんどん楽しくなっていきます。前回のOPENERSでも、数回講義を受けただけで「克服へ前向きに変わってきました!」という声を多数頂きました。

 オレンジはオーディオブックです。

第一章 嘔吐恐怖症を知る

  • 【動画】嘔吐恐怖症克服ロードマップ
     確実に、最短で克服するための4つのSTEP
  • OPENERSのマインドセット
     人間ネガティブで当たり前
  • 嘔吐恐怖症の正体
     嘔吐恐怖症はよくある病気です
  • 嘔吐恐怖症は病気では無く個性
  • 恐怖症の原因 潜在意識と顕在意識
     メンタルの強さは関係ない
  • 他の病気と同じく行動で良くしていく

第二章 嘔吐恐怖症の治し方を知る

  • 嘔吐恐怖症を悪化させる回避行動とは
  • 認知行動療法のキホン
  • 認知行動療法の心構え
  • 暴露療法のキホン
  • 自分にかける言葉を変える
     自分の言葉で自分はできている
  • 第二章まとめ

第三章 行動し続けられる方法を知る

  • 注意集中力
     ネガティブ感情への特効薬
  • 瞑想の基本
     瞑想はじめてみよう!
  • 瞑想との出会い
  • 瞑想プログラム
     3分間呼吸法
  • 瞑想プログラム
     日常のマインドフルネス
  • 瞑想プログラム
     静座瞑想
  • 瞑想とはうまくできないことを知ること
  • 瞑想プログラム
     ボディスキャン
  • 瞑想プログラム
     ストレッチ瞑想
  • 瞑想プログラム
     歩行瞑想
  • 瞑想プログラムまとめ
  • 瞑想が一気にできるようになる究極のコツ
  • 自己批判を止めるべき理由
  • セルフコンパッション
     自分の一番の見方は自分!
  • セルフコンパッションを高めるテクニック
     自分で自分を毎日癒す
  • 日常のマインドフルネスのススメ
  • 症状を緩和する
     リラクゼーションとマインドフルネス
  • 症状を緩和する
     漢方の活用
  • 不安を減らす
     脱フュージョンで不安を受け流す
  • 行動後の評価をする
     行動の評価も認知行動療法の一部
  • 食事がとれない時を乗り切ろう
  • 【動画】暴露療法動画プログラム
     暴露動画 初級編・中級編
  • 【動画】OPENERS2.0流認知行動療法
     私がやってきた認知行動療法の全て
  • 【動画】行動療法・暴露療法における重要な3つのポイント
    科学的な知見からわかってきた

第四章 克服後のイメージを持つ

  • 日常をフローに過ごす
  • 食事・睡眠・運動を改善していこう
  • 不安への捉え方が変わる
     なんとなく大丈夫と思える
  • 克服体験記 プロカウンセラーさやかさん
    「嘔吐恐怖症から毎日を楽しく過ごせるようになるまで」
  • 今に生きる
     マインドフルな人生をあなたに
  • 対談音声 プロカウンセラーけいさん
    「今のど真ん中の繰り返し」
  • 対談音声 カウンセラーともさん
    「嘔吐恐怖症とパートナーシップ」
  • 対談音声 日本会食恐怖症克服支援協会代表理事 山口健太さん
    「『吐くのがこわい』が無くなるまで ~嘔吐恐怖症を克服するメソッド~」
  • 治る時の本当の意識の変化とは
     自分を受け入れることから始まる
  • OPENERS2.0まとめ

暴露療法とは

 「暴露療法」とは「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い」タイプの嘔吐恐怖症の方に効果がある治療法です。

 このタイプの嘔吐恐怖症の方は、嘔吐にまつわる物(他人の吐く姿、吐く音、吐しゃ物、またはそれに関連する文字やイラスト)に恐怖を感じて、日常生活に支障が出る場合があります。吐く人や吐しゃ物に遭遇する不安から、夜の街に出かけられなくなったり、映画やドラマの嘔吐シーンなどで、大きく動揺してしまったりすることもあります。「自分が吐くのが怖いタイプの嘔吐恐怖症」でも多くの方が、この症状も抱えています。

 暴露療法は恐怖対象(他人の吐く姿、吐く音、吐しゃ物、またはそれに関連する文字やイラスト)に敢えて晒されることで、恐怖に適応していく(慣れていく)治療法です。暴露療法は既に効果のある治療法として確立されていますので、実際に嘔吐恐怖症向けに暴露療法を行っているクリニックもあります。一般的には恐怖対象が登場する動画や画像を視聴します。

 実際に私もクリニックで暴露療法に使われているコンテンツを見せてもらったことがあります。文字→イラスト→本物の画像→動画と言った感じで徐々に恐怖レベルを上げていき、恐怖対象に慣れていく治療法です。

 暴露療法は認知行動療法とは違い、自分の好きなタイミングで好きなだけ自己治療をすることができます。そのため認知行動療法よりも効果が早く期待できます。また暴露療法により「嘔吐そのもの」に対する全体的な恐怖イメージを軽減することが出来ますので、「自分が吐くのが怖いタイプの嘔吐恐怖症」の治療にも寄与します。

 一方で暴露療法を行っているクリニックはまだまだ少なく、治療費も決して安くはないのも現状です。クリニックに暴露療法のコンテンツを提供してもらう必要があるので、何度もクリニックに通い続ける必要があります。

 また実際に病院で暴露療法に取り組まれた方からは「難易度が高く挫折してしまった」とのお話を伺ったこともあります。YOUTUBE等で嘔吐にまつわる動画を視聴することも出来ますが、オススメはしません。暴露療法用に設計された動画や画像でなければ、恐怖レベルが徐々に上がっていくようには出来ていません。適切な暴露療法とはならないからです。

暴露療法動画プログラム

 本プログラムでは「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い」タイプの嘔吐恐怖症の方が暴露療法を実践頂ける「暴露療法動画プログラム」を用意しています。本動画プログラムは暴露療法の効果を上げるのに必要な「徐々に恐怖レベルが上がる」「最低20分は視聴を続ける」という要素を踏襲して設計しています。

 「難易度が高くて、挑戦できない」という人が出ないように、恐怖レベルをさらにスモールステップに分解し、「初級動画」と「中級動画」に分けています。(それぞれ30分の動画です。)「初級動画」は嘔吐にまつわる文字やイラストなど非常に難易度が低く、どなたでも挑戦頂けます。

 そして「中級動画」ですが、今回は実際に嘔吐恐怖症への暴露療法を行っているクリニックのコンテンツに基づいて作成しました。 今回は嘔吐恐怖症関連書籍の制作に関わらせて頂く機会を頂き、実際に現場で使用されている暴露療法のコンテンツを入手する機会がありました。限りなくそちらの内容に近づけて作成しましたので、クリニックで行われている暴露療法をご自分で実践して頂くことができます。

 通常嘔吐恐怖症の暴露療法はクリニックに通い、高額の料金を支払って行う必要があります。それと同等の暴露療法をご自分で実践頂けるプログラムはかなり画期的な試みです。OPENERS2.0では暴露療法動画プログラムに加え、暴露療法を実践する上での注意点、暴露療法への瞑想とセルフコンパッションの活用など含めて、ひとりで実践して頂く為に必要な情報を全てお伝えしていきます!

 暴露療法は「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い」タイプの嘔吐恐怖症にとても有効な治療法です。 前回OPENERSの暴露療法プログラム動画も、かなり成功したコンテンツのひとつです。取り組まれた方の中には、

 「トイレに落ちていた吐しゃ物を見ても、終始冷静でいられるくらい効果があった!」

と言う方もいました。 OPENERS2.0では嘔吐恐怖症治療を専門に扱うクリニックに協力も頂いて、さらに暴露療法の内容を強化しています。

 「恐怖を避けていては治らないのは分かってるけど、どうしたらいいのか分からない」という「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い」タイプ嘔吐恐怖症の方にとっては非常に有効な治療となりますので、是非ご活用ください。

 

3大参加特典動画

 今回のタイミングで企画にご参加された方には参加特典として、3本の動画を進呈いたします。

 1 : 嘔吐恐怖症克服までの道筋を分かりやすく解説した講義動画【嘔吐恐怖症を克服する人が知るべき4つのSTEP】(22分)

 本企画OPENERS2.0では嘔吐恐怖症の克服に役立つ情報をあますところなくお伝えしますが、全ての知識にはつながりと順序が存在し、一本の道としてつながるようになっています。どんな知識を得ても、それが克服のどのステージでどう活きてくるかが分からなければ、実践することは出来ませんし、効果を実感することも出来ません。結果的にモチベーションを維持することができません。

 本動画によって克服の全体像とお伝えする知識の役割をまるっと把握することが出来ますので、大きな克服のモチベーションとなるでしょう。

 2 : 正しい認知行動療法のやり方を分かりやすく解説した講義動画【OPENERS2.0流認知行動療法】(23分)

 本企画OPENERS2.0では嘔吐恐怖症の克服に役立つ情報をあますところなくお伝えします。そしてその全ては認知行動療法の取り組み方につながっていきます。このOPENERS2.0で学んだことを、全て実際の認知行動療法に落とし込んでいくと、あたなの認知行動療法は大きく変わります。これまでより簡単に楽しく認知行動療法を続けていくことができます。その方法を分かりやすくお伝えしていきます。

 3 : 病院への取材をもとに※行動療法・暴露療法の重要なポイント解説した講義動画【~科学的な知見からわかってきた~行動療法・暴露療法における重要な3つのポイント】(38分)

 今回は嘔吐恐怖症治療の最先端を行く「赤坂クリニック」へ取材させて頂く機会があり、科学的な知見から行動療法・暴露療法を実践する上で重要なポイントを調査してきました! 嘔吐恐怖症の克服において、行動療法・暴露療法はもちろん必須ですが、是非とも意識して頂きたいポイントがわかりましたので、じっくり動画で解説しています。こちらを押さえることで、より効果的な行動療法・暴露療法を実践して頂けます。※病院への取材をもと私が独自に編集した内容になります。

  どの動画も是非このタイミングで企画に参加して頂き、ご覧頂きたい内容となっております。

OPENERS2.0まとめ

●期間:約4か月間 (3日に1講義のペースでLINE配信)

  • OPENERS参加LINE登録
  • 嘔吐恐怖症克服コンテンツ・オーディオブック・ワークのLINE配信。
    講義はLINEでお受け取り頂き、すぐに学び始めることが出来ます。
  • OPENERS終了後 不定期で受講者限定の情報配信も企画中

●活動形式:オンライン

●受講スケジュール目安

  • 1か月目 嘔吐恐怖症とその治し方を正しく知る。自分の状態を正しく把握し、克服への前向きな姿勢を養う。
  • 2か月目3か月目 瞑想やセルフコンパッションなどのメンタルを安定化する技術を習得し、認知行動療法を簡単で楽な取り組みに変え、その効果を高める心の土台を養う。正しい認知行動療法と暴露療法の実践法を学ぶ。
  • 4か月目 具体的な克服時の心理の発達過程を知り、克服へのイメージを高める。
  • OPENERS終了後 不定期で受講者限定の情報配信も企画中

皆様の声

 OPENERS第一期生の皆様からの声を一部紹介させていただきます。OPENERSは第一期を終えて、総受講者は70名を超えました。受講者の皆様はすでに大きく変わってきており、うれしい感想もたくさん頂いています。

参加費用

 OPENERSは約4か月にわたる長期の克服プログラムです。このプログラムを立ち上げた理由はもちろん「嘔吐恐怖症を克服して、より充実した人生を歩んで頂きたい!」ですが、もう一つの大きな理由があります。それは、

 「嘔吐恐怖症は治療費のハードルが高い!」 ことです。

 例えば病院で嘔吐恐怖症の治療を受けようとしても、

  • そもそも嘔吐恐怖症を扱っている病院が少ない
  • 病院でカウンセリング(一般的には保険適用外)を受けると1時間でも約5,000円~10,000円と高額。
  • 継続治療を受けると40,000円以上も。
  • 何度もカウンセリングに通わないと、嘔吐恐怖症の全体像が見えてこない
  • コロナ禍でカウンセリングの予約が取りにくい状態が続いている

 私自身、嘔吐恐怖症の治療で病院に行った時はこのように感じました。提示されたカウンセリングや治療の金額を聞いて、かなりドキッとしました。

 そして実際に高額なカウンセリングを受けましたが、教えられたのは認知行動療法の基本でした。「自分が苦手な場面に挑戦すれば、だんだん良くなっていきますよ」という話を聞いて、「たしかにその情報は正しいだろうけど、それは以前から何となく知ってたしな~」と、少しモヤモヤした経験があります。

 一度のカウンセリングでは克服の全体像が見えてきません。聞きたいことがあっても再度カウンセリングを予約して、交通費とカウンセリング料を出して受けに行く必要があり結局続きません。嘔吐恐怖症の場合は特に習慣を変えるというのが大事ですから、継続的な学びとサポートが必要ですが、当時はそのような環境がなかったのです。

 さらにこのコロナ禍において病院のカウンセリングは予約が取りにくい状態が続いています。予約が取れなくて私のもとに相談にこられる方が非常に多いです。様々な精神疾患がこのコロナ禍において増加傾向にあり、病院はひっ迫状態です。そんな中で嘔吐恐怖症の継続的なサポートはますます受けにくい状態です。

 そして本プログラムの中心となる瞑想やセルフコンパッションですが、こちらも研修や講座を受講するとなると40,000~60,000円前後の費用がかかってきます。嘔吐恐怖症の治療費と合わせると、やはりまだまだ金額的なハードルが高いのが現状です。数か月にわたるプログラムの場合、100,000円を超えてくるものも珍しくありません。ですがこれらの心理技術を独力で習得するにも、その効果を実感するまでの試行錯誤に大変時間がかかります。

 OPENERSでは、是非この社会課題を解決していきたいと考えています!

 OPENERS2.0では「嘔吐恐怖症の克服に必要な全ての知識がこれひとつで学べる」なおかつ「嘔吐恐怖症を克服したい、人生を良くしていきたい」という気持ちが少しでもある方が、気軽に参加できる金額として、

 ”1日あたり500mlペットボトルの水を買うよりも安い参加費” の実現を目指しました。

  1日あたり約100円となる、合計12,000円(税込)になります。

 お支払い方法は クレジットカード決済(paypal)/paypay支払/銀行振り込み がご利用頂けます。

 決済完了が確認できましたら、LINEでコンテンツの配信がスタートしていきますので、すぐに学び始めることが出来ます。下のボタンから参加フォームにご記入をお願いいたします。記入後ご案内メールをお送りしますので、その内容に従って頂けますようお願い致します。

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追伸

(カウンセラーの皆さんと、一番左がかずおかずです。2つ隣は日本会食恐怖症克服支援協会代表理事の山口健太さんです。)

 

 これまでOPENERS2.0のお知らせにお付き合い頂き、ありがとうございます。本企画にご参加頂くかどうかに関わらず、ここまでの配信でひとつでもあなたの克服のヒントになるようなことがあれば幸いです。OPENERS2.0はいよいよスタートを迎えます。

 もちろん私だけでなく相談者さんの声や他カウンセラーさんの協力に支えられてOPENERS2.0は完成しました。本プログラムは嘔吐恐怖症を克服して、より充実した人生を歩んで頂くことを目的としていますが結果的に嘔吐恐怖症だけでなく、

 人生そのものの質を高めていく

 そういったプログラムが完成したと思っています。

 受講された方には嘔吐恐怖症を改善するのはもちろんですが、習慣を変えていくことで人生は変わっていく という体験をして頂きたいと思います。例えば自分にかけている言葉ひとつにしても、自分をいたわる気持ちを少し乗せるだけでも、長い目で見れば人生の充実度は変わってくるのです。

 こうした体験が少しでも増えていけば、どんどん自分で積極的に成長していける、自分軸の人生を歩んで行ける。そうなれば嘔吐恐怖症の克服過程でさえも充実した人生の一部になるのでは?

 このような思いでOPENERS2.0は誕生しました。

 そしてこのコロナ禍において、嘔吐恐怖症の克服環境は以前よりも厳しい状況にあります。会食練習機会の減少、病院のひっ迫、コロナ禍のストレスといった様々なネガティブ要因が加わりました。この状況を不安視する非常に多くの声が寄せられています。

 こんな時期だからこそ、単純に嘔吐恐怖症を克服するという意識だけでは少しもったいないです。コロナ禍の後の、嘔吐恐怖症を克服した後の、先の未来を見据えて人生そのものを良くしていく方法を学んでいく機会なのです。

 このOPENERS2.0が一人でも多くの嘔吐恐怖症に悩む方の一助になることを願っています。こんな時期でもOPENERS2.0という武器を手にして、自分の力で自分の精神衛生を守っていける、そして実現したい未来を思い描ける人が増えて欲しいと思います。

 そんな人が少しでも増えれば、嘔吐恐怖症の克服環境はもっと良くできるはずと信じています。それでは続きはOPENERS2.0でお待ちしております!最後までお読みいただきありがとうございました。

 決済完了が確認できましたら、すぐにOPENERS2.0にご参加いただき、LINEでコンテンツを受け取ることができます。下のボタンから参加フォームにご記入をお願いいたします。記入後ご案内メールをお送りしますので、その内容に従って頂けますようお願い致します。

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OPENERSの由来

【OPENERS】には次の3つの意味が込められています。

Overcoming Program for Emetophobia

「OPENERS」の”OPE”は「Overcoming Program for Emetophobia」(嘔吐恐怖症克服プログラム)の略称です。

人生の新しい扉を開く

「OPENERS」は英語で「開く人」という意味があります。この克服プログラムを受講した方が克服へと踏み出し、人生の新しい扉を開いて、前に進んで行けることを願い命名しました。

嘔吐恐怖症を開拓する

「OPENERS」は英語で「開拓者」という意味もあります。他の病気に比べると嘔吐恐怖症への認知はまだまだ低いですが、この克服プログラムをきっかけに支援の輪が広がり、どんどん嘔吐恐怖症の開拓が進むことを願い命名しました。

 私はカウンセラーとしてネガティブ感情を意思の力(気合や根性)で消し去ることはできない という心理学的事実を信条としています。これは本サイトやカウンセリングでも繰り返し触れてきた事実でもあります。私達に必要なのはネガティブ感情を消し去ることでは無く、上手に付き合うことなのです。ポジティブもネガティブもバランス良く保つことが最も実りの多い人生に必要なのです。

 この状態を心理学では「ホールネス(WHOLENESS)」と言います。英語で「全体」を意味しますが、まさに感情の全てを包括的に受け入れて、安定した状態を指します。OPENERSではこの状態を目指していきます。ロゴもネガティブとポジティブがひとつになるホールネスな状態をイメージしたデザインです。