嘔吐恐怖症克服を阻む4つの壁

 こんにちは!嘔吐恐怖症克服支援カウンセラーのかずおかずです!

 この度は、この超重要な記事をご拝読頂きありがとうございます。これからお伝えすることは、私自身10年以上の嘔吐恐怖症の経験、そしてカウンセラー活動の集大成ともいえる内容です。

 嘔吐恐怖症の克服を本気で目指される方は必読の内容です。

 私は自身の嘔吐恐怖症の経験や、病院への取材で集めた情報をLINEやブログであますところなく公開しています。ここまでの情報量を見ても、それはお分かり頂けるかと思います。

 しかし単純に大量の情報をお届けするだけでは不十分です。カウンセラーの役割は、相談者さんにしっかり改善を実感して頂くことですから、ただ情報だけをお届けして後は相談者さんの実践を期待するのでは不十分です。

 特にメンタル面の改善というのは、薬を飲んでいるだけで治る病気とは違い、日々の実践がより重要になって来ます。とにかく実践ありきで、情報がいくらあってもあまり意味を持ちません。これはオンライン中心で活動するカウンセラーとしての課題でもあります。

 そこで私はカウンセラー活動を始めた時から、【嘔吐恐怖症克服のテンプレート化】というプロジェクトに取り組んできました。これはつまり、「嘔吐恐怖症克服に必要な大量の情報をまとめて、プログラム化して、誰でも正しく実践できるようにする」というプロジェクトです。

誰でも実践できる形で、本当の「克服」を

 プロジェクトを立ち上げる以前は「そういうのは病院の仕事でしょ!」と当初は自分でも思っていました。病院に行けばしっかりとした克服プログラムがあって、それを受ければ治ると期待して病院に通ったこともありました。

しかしそのような克服プログラムを独自に作っている病院はほぼありません。(これは嘔吐恐怖症の治療がビジネスモデルとして成立しにくい為、あまり治療研究に力が注がれていない背景があります) 仮にあったとしても、国が正式な治療としては認めていない為、保険適用外なので高額です。

 もはや病院だけに頼ることは出来なかった為、「これは何年かかっても自分で作るしかない!」とプロジェクトを立ち上げました。

 嘔吐恐怖症克服をテンプレート化するには、まず「克服できない原因は何か?」を探っていく必要があります。全員が等しく認知行動療法に取り組んでも、その効果が出る人と出ない人がいます。その違いは何か?これまで500名以上の相談と向き合ってきた経験から、克服を阻む原因が明確に見えてきました。それが、

 「嘔吐恐怖症克服を阻む4つの壁」なのです。

 ありとあらゆる克服出来ない原因を体系化していくと、大きく4つに分類できることが分かりました。

  • 嘔吐恐怖症を知らない
  • 嘔吐恐怖症の治し方を知らない
  • 治す為の行動を続けられない
  • 克服後のイメージが持てない

認知行動療法だけでは不十分

 嘔吐恐怖症を克服するには認知行動療法が必須です。それはどの病院に行ってもそう教えられます。しかし病院は認知行動療法だけに焦点を当てるだけで、それ以外の要素はあまり考慮されません。

 私も全く会食ができず、電車にも乗れなかった時に病院に行くと「認知行動療法計画表」をカウンセラーと一緒に作成しました。それはスモールステップで順番に自分が苦手な場面をクリアしていく計画表です。

 電車に乗れないなら、空腹の状態で空いている電車に乗る → ちょっと食べた状態で空いている電車に乗る → しっかり食べた状態で空いている電車に乗る → しっかり食べた状態で混んでいる電車に乗る → しっかり食べた状態で満員電車に乗る、、、といった行動計画表を作成しました。

 (ちなみにそこの病院は認知行動療法の付き添いオプションもあって、「一緒に丸ノ内線(東京一の激混み路線)に乗る練習をしましょうか」と言われたこともあります。もちろん高額です。。。)

 こんな感じで頑張って認知行動療法に取り組むも、しっかり効果が出て克服できる人もいれば、効果が出ない人もいます。これは一人で認知行動療法を頑張っても 「嘔吐恐怖症克服を阻む4つの壁」のどれかに阻まれてしまうからです。

嘔吐恐怖症を知らない

 一般的に嘔吐恐怖症はほとんど知られていない病気です。それゆえ嘔吐恐怖症のような症状を自覚した時に、以下のように思い込んでしまうことがほとんどです。

  • 嘔吐恐怖症はかなり珍しい病気で、他になる人はほとんどいない
  • 嘔吐恐怖症になるのは一部の精神が異常な人だけである
  • いつまでの克服出来ないのは自分のメンタルの弱さが原因である

 実はこれ全部間違いなのですが、嘔吐恐怖症の方はかつての私も含めて必ずこのような思い込みを持ちます。

 嘔吐恐怖症で怖いのはその症状だけではありません。症状に伴う不安や自己批判により「嘔吐恐怖症に悩んでいるのは自分だけだ」「自分のメンタルが弱いからいつまで経っても治らないんだ」という間違った思い込みが強化され、どんどん治りにくい意識になってしまうことです。こういった意識のもとでは認知行動療法に取り組んでも効果が十分に発揮されません。

 こうした不安や自己批判は最初に取り除かなければいけません。でなければ嘔吐恐怖症の克服も人生を良くするきっかけではなく、自分だけの欠点を治す作業という位置付けになってしまい、行動のモチベーションも高まらないからです。

嘔吐恐怖症の治し方を知らない

 「会食が苦手な人」は慣れるために会食に挑戦する。「お腹いっぱいの状態で電車に乗るのが苦手な人」は慣れるために電車に乗る。「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い人」は慣れるために暴露療法のような形でYouTubeで嘔吐の動画を視聴する。

 自分が嘔吐恐怖症であることを自覚すると、最初にこのような認知行動療法と呼ばれる慣れるための訓練を自己流で行ってしまいます。しかし「慣れる」という意識だけで行うと効果が十分に上がりません。特に暴露療法の自己流治療は悪化の原因になります。 正しく行うには、自分の嘔吐恐怖症タイプを把握し、自分に必要な認知行動を設計し、それを段階的に実践していく必要があります。

 また嘔吐恐怖症を治すのは認知行動療法だけではありません。認知行動療法を行っている時以外にも起きる慢性不安や自己批判といったネガティブ感情にも対処していく必要があります。

 こうしたネガティブ感情は克服へのエネルギーも奪い、認知行動療法の効果も小さく、嘔吐恐怖症が治りにくい意識をどんどん形成してしまいます。認知行動療法を行っていない時も、慢性不安や自己批判のストレス無く過ごすことが克服には必要不可欠です。

行動を続けられる方法を知らない

 嘔吐恐怖症を治す為に認知行動療法を学ぶことは、本企画以外でも可能だと思います。嘔吐恐怖症を扱っている病院に行けば認知行動療法についての説明を受けることができるでしょう。

 ですがそこから一人で認知行動療法を継続していくことは簡単ではありません。認知行動療法はただ薬を飲むだけとは違い、実践には大きなエネルギーが必要ですし、大きな不安も伴います。 あなたも以下のような不安を認知行動療法に対して抱えてはいませんか?かつての私は以下のような不安に阻まれて、認知行動療法を続けることが出来ませんでした。

  • 「食べられなかったらどうしよう」「気持ち悪くなったらどうしよう」「逆に悪くなったらどうしよう」という予期不安
  • 会食の場や電車の中で起きる吐き気パニックへの不安
  • 「会食に挑戦したのに全然食べられなかった・・・もうダメだ・・・」という行動後の不安

 実はよくあるのが行動後の不安です。行動したことよりも、その場その場の結果だけを評価してしまいます。会食で食べることが出来た時は喜んでやる気が出るけど、食べられないと落ち込んで次の行動を起こせないといった一喜一憂の繰り返しがよく起こります。

 認知行動療法というのは手放しで回数をこなせるものではありませんし、ただ場数を踏んで慣れるという意識だけでは不十分です。その前後には必ず不快な症状や不安が出てきます。 これらに対処していく方法も併せて学ばなければ行動を続けることはできません。

 しっかりとした心の土台が無いままに慣れるという意識だけで認知行動療法を行っても、効果を高めることは出来ません。そして効果を実感できないと行動を続けることも出来ないのです。

克服後のイメージが持てない

 あなたは嘔吐恐怖症の克服についてどんなイメージをお持ちですか?最初に克服を目指す時は、以下のような間違った克服イメージを持ちがちです。実はこうした間違った克服のイメージが、逆に克服を遠ざける原因にもなります。

  • 嘔吐恐怖症を克服すればもう不安は一切なくなる
  • 自信をもっていつでも会食を楽しめる
  • 不安があることは再発の原因になる

 もちろん克服に近づくほど、不安が減って会食を楽しめるようになるのは事実です。 ただし認知行動療法を開始したからといって、すぐにこのような状態になる訳ではありません。

 これが「ある程度練習したら完全に不安が消えるはずだ」という間違った理想の高すぎる克服イメージがあると「全然自分が思った通りに治っていかないからダメだ!」という間違った評価にもつながります。すると自分の行動に自信が持てずに克服が停滞してしまいます。

 こういう場合にはできるだけ多くの克服された方から、どのような過程をたどって克服したのか?をヒアリングすることが必要です。これはどんな技術の習得でも同じですよね。上達者から「こんな感じで上達した」「こうしたら上手くなった」をあれこれ聞くことは上達には必ず必要です。

 人間はイメージできないものを実現することは困難です。少しでもイメージが無いと、もしその状態に近づいていたとしても、その兆候を捉えてモチベーションに変えることが出来ずに終わってしまうからです。

病院と独力では超えられない壁

 ここまで「嘔吐恐怖症克服を阻む4つの壁」について解説してきました。これらの壁は私自身10年以上の嘔吐恐怖症の経験と、これまでのカウンセラー活動から明らかになったものです。

 私が克服に10年以上もかかってしまったのは無理もないです。病院には通ってましたが、基本的には完全に独力で何も知らないままに突っ走ってしまったからです。実際に克服が始まったのは、嘔吐恐怖症という病気を知り、ちゃんと学んでから認知行動療法に取り組んだ最後の1、2年くらいです。それまでの8年以上は良くなったり悪くなったりの繰り返しでした。

 ですが、今は当時の私とは状況が違います。どこで克服が阻まれるのかが分かっていれば、それに応じた対応をとっていけるからです!4つの壁があるということは、逆に言えば4つの壁を順番に超えた先に嘔吐恐怖症の克服があります!

確実に・最短で克服する為の4つのSTEP

 

 ではどうすればこの4つの壁を越えていくことができるのでしょうか?

 それが「嘔吐恐怖症を確実に、最短で克服するための4つのSTEP」なのです!

 これはこれまでの嘔吐恐怖症の克服方法とは全く異なります。ただ闇雲に認知行動療法を頑張らされるのではなく、その中で必ず出会う壁をひとつひとつ順番に超えていく方法をお伝えするので、認知行動療法の効果も最大限まで高めることが出来ます。

 「嘔吐恐怖症克服に必要な大量の情報をまとめて、プログラム化して、誰でも正しく実践できるようにする」というテンプレート化の効果はやはり絶大でした。効果はこのSTEPを実践された方からの声でも、しっかりと確認できました。

 あなたにも是非この克服の一本道を歩き始めて欲しいと思います!

 以下LINEにご登録(画像をタップ)頂きますと、「嘔吐恐怖症を確実に、最短で克服するための4つのSTEP」を分かりやすく解説する動画を無料配信しています。それを実践できる克服プログラムのご紹介もさせて頂きます。あなたの克服への大きな突破口になると信じています。

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。