前向きな考え方を身に着ける

正しい自己評価をする

 実際に会食練習に⾏くとうまくいかないことがあります。ほとんど食べられなかったり、気持ち悪くなったり・・・。これは克服の過程では起きて当然な事ですが、「やっぱり⾃分はダメだ」と考えるのか、「会食の練習に⾏けた︕克服に向けて踏み出せた︕」と考えるのでは改善に大きな差が⽣まれます。

 結果だけを⾒ていては評価が極端になり、継続して練習に臨むことが難しくなります。⾃分が挑戦したという事実と、その中で出来たことを評価するようにしていきましょう。これは練習に限らず仕事でも勉強でも趣味でも当てはめることができます。

不安に対する考え方を変える

 会食に対する不安を完全に消すことは難しいです。消そうとするほど大きくなってしまうのが不安です。そこで「不安でも良い」という考えに変えていく必要があります。不安になった時に、不安で良い理由を考えてみましょう。

 例えば「不安である」ということは「苦⼿な会食に挑戦しようとしているからであり、⾃分が変わろうとしている証拠なんだ︕」という考え⽅をすれば、不安であることは決して悪いことではないと理解できるでしょう。