「OPENERS」(オープナーズ)始めます!

 ページをご覧いただきありがとうございます。この度、嘔吐恐怖症の克服方法をお伝えして、より充実した人生を歩んで頂くための克服プログラムを立ち上げることにしました。その名も・・・

 瞑想嘔吐恐怖症克服プログラム「OPENERS(オープナーズ)」始めます!本ページでは克服プログラムの詳細についてお伝えしようと思います!

「OPENERS」(オープナーズ)は「吐いたらどうしようタイプの会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」向けの新しい「瞑想克服プログラム」です。「瞑想」と名前を付けているのは、瞑想を中心となる技術に据えているからです。瞑想について詳しく知りたい方は先にこちらをご覧ください。

OPENERSのコンセプト

「OPENERS」には次の3つの意味が込められています。

Overcoming Program of Emetophobia

「OPENERS」の”OPE”は「Overcoming Program of Emetophobia」(嘔吐恐怖症克服プログラム)の略称です。

人生の新しい扉を開く

「OPENERS」は英語で「開く人」という意味があります。この克服プログラムを受講した方が克服へと踏み出し、人生の新しい扉を開いて、前に進んで行けることを願い命名しました。

嘔吐恐怖症を開拓する

「OPENERS」は英語で「開拓者」という意味もあります。他の病気に比べると嘔吐恐怖症への認知はまだまだ低いですが、この克服プログラムをきっかけに支援の輪が広がり、どんどん嘔吐恐怖症の開拓が進むことを願い命名しました。

 また私はカウンセラーとして「ネガティブ感情を意思の力(気合や根性)で消し去ることはできない」 という心理学的事実を信条としています。これはブログやカウンセリングでも繰り返し触れてきた事実でもあります。私達に必要なのはネガティブ感情を消し去ることでは無く、上手に付き合うことなのです。ポジティブもネガティブもバランス良く保つことが最も実りの多い人生に必要なのです。

 この状態を心理学では「ホールネス(WHOLENESS)」と言います。英語で「全体」を意味しますが、まさに感情の全てを包括的に受け入れて、安定した状態を指します。OPENERSではこの状態を目指していきます。ロゴもネガティブとポジティブがひとつになるホールネスな状態をイメージしたデザインです。

300人以上から集まった悩みの声

 OPENERSが対象とするのは以下の症状で悩まれている「吐いたらどうしようタイプの会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」の方です。

  • 「吐いてしまうのが怖くて会食に行けない」
  • 「食べた後の外出や電車に乗るのが怖い」
  • 「普段から食べることが辛い」
  • 他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い」

 会食の場だけ症状が出る「吐いたらどうしようタイプの会食恐怖症」の方や、自分が吐くのが怖いタイプの嘔吐恐怖症、他人が吐くのや吐しゃ物を見るのも怖いタイプの嘔吐恐怖症と、全ての症例タイプをカバーします。

 私はこれまで延べ300人以上にカウンセリングを行ってきました。中でも特に症例が多かったのは、この「吐いたらどうしようタイプの会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」でした。私自身この症例を経験して、専門にカウンセリング活動を行っています。その為か相談者さんのほとんどはこの症例でした。以下この症例をまとめて「嘔吐恐怖症」と呼びます。

 もちろんカウンセリングやブログの方で克服情報を日々お届けしてはいますが、機会が限られるためどうしても情報は少なくなります。そこで嘔吐恐怖症の克服に役立つ情報を体系的にまとめ上げて、一つの克服プログラムとしてお届けしたい!という思いを持っていました。

 OPENERSは受講者さんが自信をもって未来に歩んでいくための方向を示すプログラムです。これまで培ってきた自己の経験・知識を総動員して克服に役立つ技術をまとめ上げて、受講者さんに発信していきます。

OPENERSのBefore After

 OPENERSは「嘔吐恐怖症」の受講された方に以下のような変化が訪れることをコンセプトとしています。

  • 病気に悩む毎日から、楽しいことを探す・どんどん行動できる毎日へ
  • 病気に悩む自分から、今の自分で価値があると思えるようになる

 瞑想の記事でもお伝えしましたように嘔吐恐怖症の克服を難しくする原因として「常に病気のことが不安」「病気の自分を責める」があります。OPENERSではこのような状態から抜け出し、上記のような変化をもたらして、しなやかに未来に歩んでいく姿を目指します。

 「常に病気のことが不安」に対しては不安を低減して、現実に集中する方法を学びます。「病気の自分を責める」に対しては現状の自分を受け入れ、自己批判をやめる方法を学びます。

 これらの変化により常に現状の自分を認めて、自分を励まして、目標に向かって頑張り続けるマインドが養われます。OPENERSでは実際に自分が苦手な場面に挑戦しながら克服を目指していく認知行動療法はもちろんですが、上記のマインドを養成する方法に力を入れています。このマインドを養成した上で、認知行動療法を行うと効果が一気に高まります。

 そしてこのマインド養成の軸となる技術が瞑想です。瞑想の記事でもお伝えしましたように嘔吐恐怖症の克服には、瞑想が非常に効果的です。OPENERSでもこの瞑想を軸としてプログラムを構成しています。終了時には受講された方が自然と瞑想を習慣化できるプログラムですので、嘔吐恐怖症の克服に役立つのはもちろんのこと、今後の人生の質も高める非常に強力な技術を習得することになります。

人生を良くすると嘔吐恐怖症が良くなる

 OPENERSの目的は嘔吐恐怖症の克服にありますが、それだけを見据えている訳ではありません。克服するのに、薬や認知行動療法だけに頼るのではなく、現状の自分を認めて、自分を励まして、目標に向かって頑張り続けるマインド を養成するという独自のアプローチをとっています。

 というのも、このようなしっかりした心の土台が無いと、根本的な克服は難しくなるからなのです。人間にはどうしても「調子」がありますから、克服に向けて前進できていると感じる事もあれば、以前の自分に逆戻りしてしまったと感じる事もあります。

 このように克服の過程で一喜一憂が繰り返されると自分のエネルギーが分散してしまい、克服が遠のいてしまうこともあります。自分を認め、自己批判をやめ、自己肯定感を高められる心の土台が必要です。つまり克服のためには人生の質そのものを変えていく必要があります。

 ですから嘔吐恐怖症を克服するためには、まず人生を良くしていこう!というアプローチになるのです。瞑想を始めとして、人生の質を高める技術はたくさんありますので、OPENERSではどんどん発信していきます。

具体的な内容について

 OPENERSは約3か月の克服プログラムになります。嘔吐恐怖症の克服方法をお届けするのはもちろんですが、基礎のマインド養成をしっかり行います。心の土台を作ることで、克服方法の効果をさらに高めることができます。さらに並行して瞑想プログラムも進めていきます。(コンテンツの内容・順番は多少変更になる可能性があります。ご了承ください。)

オンラインコンテンツ配信

 嘔吐恐怖症克服コンテンツを約週2回のペースでメール配信し、テキスト講義を行います(インプット)。嘔吐恐怖症について調べた事や、病院にかかった事が無い方でも、恐怖症の原因と克服方法を分かりやすくお届けしていきます。

 知識は多いほど良いですが、知識にはつながりと順序が存在します。断片的ではその効果を存分に発揮できません。人間は自分の中で腑に落ちない行動をやり続けることはできません。知識を正しい順序で学び、自分にとって必要なものか納得してから取り組むことで大きな効果が得られるのです。

 そのためお届けする順番にも非常にこだわりました。克服方法をお伝えするのですが、なぜそれが効果的なのか?まで納得して頂き、取り組みに向けての意欲が高まるような設計になっています。

メール配信でテキスト講義が届きます

ワークに取り組む

 知識を得ても効果を上げるには、それを具体的な行動にまで落とし込む必要があります。オンラインコンテンツごとに受講者さんが自分の感想や考えを回答するワーク(アウトプット)も用意しています。ワークに取り組むことで自身の理解が深まるのはもちろんですが、自分がこれからどう行動していけばよいのか?が具体化されるようになっています。頂いた感想や考えも随時、匿名で皆様と共有したり、コンテンツに反映・追加していきたいと思います。

 人間が不安になるのは「今行動を起こさないと良くない事が起きる」と考える事に起因します。そのため今の自分の状態を正しく理解して、どう行動していけばよいか?を決めるのは非常に大切です。ここがハッキリするだけでも不安の低減につながります。

 また講義内容や自身の取り組みやワークについて、OPENERS専用LINEで随時カウンセラーに相談して頂くことが出来ます。 メッセージで相談しながら、さらに理解を深めていきましょう!

ワークとLINE相談で理解を深めます

自分を変える3か月

 人生を良くすると嘔吐恐怖症も良くなる事をお伝えしました。そして人生を良くするとはつまり「日々の習慣を良くする」 という事でもあります。OPENERSは約3か月の長期克服プログラムですが、この3か月という期間がその習慣を良くしていくために必要な時間なのです。

 もちろん病院で集中的な治療やカウンセリングを受けることも出来ますが、やはりどうしても詰め込みになってしまいます。人間はたくさんの知識を与えられても、「その時に一番必要な知識以外は定着しない」という性質があります。知識が定着するとは、すなわちそれが行動になって習慣になるという事ですから、一度にたくさんの知識を定着させるのは難しいのです。

 そのため得た知識を習慣化して、きちんと消化してから次の知識に進んでいくというのが非常に大切になります。OPENERSではこの3か月という期間で、「瞑想」という新しい取り組みも含めて受講者さんが楽しく知識を習得して、それを習慣化できる克服プログラムです。

実践あるのみ!一緒に嘔吐恐怖症の
 克服を目指してきましょう

コンテンツ

1か月目コンテンツ

 嘔吐恐怖症の方は、まず自分がどういう状態にあるのか?何をすればよいのか?を正しく知る必要があります。1か月目は嘔吐恐怖症の原因とその克服方法について学びます。ここで恐怖症のカラクリをしっかり学ぶと、後の克服方法すべてに重要な意味があることも分かるでしょう。並行して瞑想プログラムの初級編を行います。なぜ瞑想が克服に効果的かを学び、挫折しないように簡単なものから実践していきます。1か月目終了時には現在の自分を正しく捉え、克服に向けて前向きに踏み出す状態を目指していきます。

  • OPENERSのコンセプト
  • 会食恐怖症・嘔吐恐怖症の基本
  • 潜在意識と顕在意識
  • 慢性不安と自己批判が悪化させる
  • 注意訓練法
  • 瞑想の基本
  • 1か月目まとめ
  • 瞑想プログラム初級編 ~ 瞑想の基本 3分間呼吸法
  • 瞑想プログラム初級編 ~ 日常のマインドフルネス

2か月目コンテンツ

 会食恐怖症・嘔吐恐怖症と瞑想の基本を学んだら、それをどんどん実践に実践に移していきます。これまでの自分に対する批判的な態度を変えて、自分を励まして頑張り続けられる方法を学びます。自分専用の認知行動療法プログラムも作成して、克服に向けて具体的な道筋を立てていきます。「他人が吐くことや吐しゃ物を見るのが怖い」タイプの嘔吐恐怖症の方向けに、暴露療法のコンテンツもお届けします。並行して瞑想プログラムの中級編を行います。瞑想習慣の柱となる重要な瞑想法をたくさん紹介しますので、本格的に瞑想の効果を実感できるでしょう。2か月目終了時には克服に向けての具体的な行動が習慣化されている状態を目指していきます。

  • 瞑想プログラム中級編 ~ 静座瞑想
  • 瞑想プログラム中級編 ~ ボディスキャン
  • 自己批判を止めるべき理由
  • 自己批判をやめる ~ セルフコンパッション
  • セルフコンパッションを高めるテクニック
  • 回避行動を手放す
  • 暴露療法
  • 自分の認知行動療法プログラムを作成する
  • 2か月目まとめ

3か月目コンテンツ

 さらに実践的なテクニックを学びます。日常の不安感を低減する方法や、症状が出てしまったときの対処法も学びます。この時期になれば、既に克服に向けて自分でどんどん行動ができるようになっているでしょう。瞑想プログラム上級編では自分の好きな瞑想法を組み合わせていきます。自分でいつ・どの瞑想をやればよいか?のプログラムが組めるようになり、完全に瞑想が習慣化されるでしょう。

  • 瞑想プログラム上級編 ~ ヨガ瞑想
  • 瞑想プログラム上級編 ~ 歩行瞑想
  • 不安を減らす
  • 症状を緩和する
  • 瞑想プログラム上級編 ~ 自分だけの瞑想プログラム
  • 3か月目まとめ

参加費用

 OPENERSは3か月にわたる長期の克服プログラムです。このプログラムを立ち上げた理由は「嘔吐恐怖症を克服して、より充実した人生を歩んで頂きたい!」ですが、もう一つの大きな理由としては・・・

 「嘔吐恐怖症は治療のハードルが高い!」というのもあります。

 例えば病院で嘔吐恐怖症の治療を受けようとしても、

  • そもそも嘔吐恐怖症を扱っている病院が少ない
  • 病院でカウンセリング(一般的には保険適用外)を受けると1時間でも約5000円~10000円と高額。
  • 何度もカウンセリングに通わないと、嘔吐恐怖症の全体像が見えてこない

 私自身、嘔吐恐怖症の治療で病院に行った時はこのように感じました。高額なカウンセリングを受けましたが、教えられたのは「認知行動療法の基本」でした。「自分が苦手な場面に挑戦すれば、だんだん良くなっていきますよ」という話を聞いて、「たしかにその情報は正しいだろうけど、それは以前から何となく知ってたしな~」と、少しモヤモヤした経験があります。

 また聞きたいことがあっても再度カウンセリングを予約して、交通費とカウンセリング料を出して受けに行かなければいけないので、結局続かなくなってしまいました。嘔吐恐怖症の場合は特に「習慣を変える」というのが大事ですから、継続的な学びとサポートが必要ですが、当時はそのような環境がなかったのです・・・。

 OPENERSでは、是非この社会課題を解決していきたいと考えています!ですから「嘔吐恐怖症を克服したい、人生を良くしていきたい」という気持ちが少しでもある方が、なるべく参加しやすいように・・・。

  ”1か月あたり3000円以下”

  ”1日あたり100円以下”

 という誰でも参加しやすい費用での実現をお約束しますので、その点は安心して参加頂けると幸いです。

 次回の会マグで募集案内をお届けします!

おわりに

 私はカウンセラーとして以下の理念のもとに活動をしています。

 ありのままのあなたで良くなる。

 「人間はネガティブな感情を意思の力で抑制することはできない」
  カウンセリングやコンテンツの提供は全てこの心理学上の事実に基づいて行います。
  あなたは不安や心配やネガティブなセルフイメージを、気合や根性でなくす必要はありません。
  ネガティブとポジティブの感情バランスが真に安定した状態こそが、豊かな人生をもたらします。

 克服のその先へ。

 「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」の克服”だけ”に有効な心理技術というのはありません。
  すべての技術は精神を安定させることに繋がっています。精神を安定させるとは、
  すなわち「人生そのものを良くすること」なのです。恐怖症を克服する過程で身に着いた技術は、
  その後の人生をより充実させるのに役立ちます。

 You’ll Never Walk Alone

 「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」に悩むのはあなただけではありません。その原因もあなたではありません。
  そして多くの方がより充実した人生に向けて歩み始めています。

 マインドフルな人生をあなたに。

  全ての感情に良いも悪いもありませんが、こと「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」の克服に関しては
 「マインドフルネス」(不安にとらわれずに、現実に集中している状態)が役に立ちます。
 「瞑想」を用いたマインドフルネスになるトレーニングで、恐怖症にアプローチしていきます。
  そして本当に重要なことだけに集中できる人生を目指していきます。

 支援の輪をつなげよう。

  苦しみを軽減する一番の方法は「同じ苦しみを持つ人を支援すること」です。
  カウンセリングを受けた相談者さんの中には、カウンセラーを志す方もいらっしゃいます。
  支援の輪が広がり、どの「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」の方も一人にはさせない世界、
  「会食恐怖症」「嘔吐恐怖症」を自信をもって公言できる世界の実現を願います。

 この理念のもとに様々な企画を立ち上げてきました。今回の企画もその一環となりますが、これまでで最も理念を体現できる企画になると感じています。特にマインドフルネスを学べる企画は以前から考えていましたが、それに加えて「嘔吐恐怖症」だったり「ネガティブ感情との向き合い方」だったり、色んな要素を組み合わせた結果、包括的な瞑想嘔吐恐怖症克服プログラムとなりました。

 受講者さんには嘔吐恐怖症の克服はもちろんですが、是非「人生を良くするきっかけ」にして頂きたいと思います。OPENERSでお伝えする技術で、嘔吐恐怖症の克服”だけ”に有効な技術はありません。「ネガティブ感情との向き合い方」にしろ「瞑想」にしろ「セルフコンパッション」にしろ、全ての技術を継続することで、その後の人生にも大きな実りをもたらします。 

 このOPENERSが一人でも多くの嘔吐恐怖症に悩む方の一助になれば、こんなに幸せなことはありません!

 それでは、続きはOPENERSでお待ちしております!

 最後までお読みいただきありがとうございました。